銀行系消費者金融ってなに?普通の消費者金融とは違うの?

カードローンの基礎知識 2020/6/10 3985view

銀行系消費者金融には2つのタイプがあります。それぞれに「銀行系」と呼ばれる所以も異なります。また、銀行系のほかにも、「専業」や「独立系」といった言葉もあります。

どこが違うの?わからない。銀行系消費者金融というのは、銀行のグループ傘下に入っている、もしくは銀行と消費者金融で共同設立した消費者金融のことを指します。

銀行系というイメージから、通常の消費者金融とは金利も異なるように感じますが、銀行系でも独立系でも消費者金融であることには変わりありません。

銀行系消費者金融!?分かりにくいその実態とは?

消費者金融とどこが違う?銀行系消費者金融の不思議

カードローンといえば、銀行や消費者金融、信販会社など様々なタイプのものがありますよね? それぞれに金利や審査などに特徴があり、三者三様のメリット/デメリットがあるということも良くご存知でしょう。

銀行系消費者金融=銀行と関わりの深い消費者金融

カードローンを利用される人の中には、パソコンやスマホなどで申し込みする前に事前リサーチをするというケースも多いはず。そうした人は、『銀行系消費者金融』という言葉を目にする機会も多いかと思います。

消費者金融と聞くと、銀行とは趣を異にする金融会社というイメージがありますから、『銀行系消費者金融』という言葉に違和感を感じてしまいますよね?

“”銀行系””というからには、銀行と何らかの関わりを持っていることは漠然と分かりますが、その本質はどのようなものなのか――以下に詳しく見ていきましょう。

銀行系消費者金融には2つのパターンがあります!

先にも述べたように、銀行系消費者金融という言葉から、銀行と何らかの関わりを持った消費者金融だということが分かります。この銀行系消費者金融は、大きく分けると2つのタイプに分類することができます。

タイプ1…銀行のグループ傘下にある消費者金融

グレーゾーン金利の撤廃や改正貸金業法などの影響で経営が著しく悪化した消費者金融は、大手銀行グループ傘下に収まることでその危機を脱しました。

プロミスは三井住友銀行と同じSMBCグループとなり、SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスとして再スタートを切りました。同じくアコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの一員となり、三菱UFJ銀行と同グループとなりました。

こうした、銀行のグループ傘下に入った消費者金融のことを、『銀行系消費者金融』と表現しています。

過去のプロミスと現在のプロミスの違い

“プロミス”という言葉が残っているため、昔の消費者金融大手であるプロミスを知っている人にとっては、それが企業名であるかのような印象を抱いてしまうかもしれません。

しかし、SMBCグループに属してからは、『SMBCコンシューマーファイナンスのプロミス』となっています。

現在では、プロミスという名の企業名ではなく、SMBCコンシューマーファイナンスという会社のプロミスというカードローンブランドの名前として、『プロミス』という名称が使われています。

タイプ2…銀行と消費者金融がタッグを組んだ消費者金融

銀行グループの傘下に入った消費者金融とは別に、銀行と消費者金融がタッグとなって作った消費者金融もあります。下記のような消費者金融が設立されています。

  • アッとローン・・・三井住友銀行+プロミス
  • ビジネクスト・・・住友信託銀行+アイフル
  • DCキャッシュワン・・・三菱UFJ銀行+アコム+三菱UFJ信託銀行

これらの消費者金融は、上記のように銀行と消費者金融が共同で設立したものです。こうした消費者金融のことも『銀行系消費者金融』と呼びます。

ただし三井住友銀行とプロミスで設立したアットローンは、その後プロミスへ吸収される形で消滅。

住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)とアイフルによって設立されたビジネクストは、現在では合併事業が解消されており、ビジネクスト株式会社として、アイフルの完全子会社となっています。

三菱UFJ銀行とアコムによって設立されたDCキャッシュワンはアコムに吸収された後に別ブランンドとしてキャッシュワンという名称に変更され、その後三菱UFJ銀行とKDDIによって設立されたじぶん銀行の『じぶんローン』というブランドへと変わっています。

アイフルだけが””独立系””として頑張っています!

銀行のグループ傘下に収まることなく、独立系として頑張っている消費者金融もあります。それがアイフルです。アイフルのように独立した消費者金融のことを””独立系””もしくは””専業””という言葉で表します。

銀行系消費者金融と独立系消費者金融との違い

”ところ変わっても品変わらず”!消費者金融であることに変わりはありません!

わざわざ””銀行系””とまで付けているので、通常の消費者金融と銀行系消費者金融とでは決定的な違いがあるようにも思えますよね?

「ところ変われば品変わる」とも言いますから、そう考えるのも間違いではありませんし、むしろそう考えるのが普通かもしれません。

基盤の安定性と銀行グループという安心感!

独立系消費者金融と銀行系消費者金融の違いを敢えて絞り出すとすれば、それはやはり経営基盤の安定でしょう。大きな金融グループに属している銀行系消費者金融の方が、独立系よりも安定した経営基盤を確保できます。

また、銀行系消費者金融は、「○○銀行グループ」といったような宣伝文句を使えるため、消費者に対して安心感を与えたり、そのネームバリュー自体が顧客の獲得に有利に働きます。

銀行系だからといって金利が低いわけではない!スペックは銀行系も独立系も変わりません

銀行グループに属している銀行系消費者金融は、独立系消費者金融よりも金利が低そうなイメージがありますが、銀行系でも独立系でも、そのスペックに違いはありません。

また、銀行系であれば総量規制の影響もないのでは? とも思いたくなりますが、あくまでも、””銀行グループに属する貸金業者””という位置付けなので、総量規制の対象であることに変わりはありません。

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