カードローンのブラックリスト入りしてしまうのはどんな時?

カードローンの返済 2020/6/10 3813view

ブラックリスト入りの延滞日数のボーダーラインは61日が目安。しかしもっと少ない日数でもブラックリスト入りすることはあります。遅れる場合は事前連絡をすれば、ブラックになる確率は下がります。

ブラックリスト書類ボックス

ブラックリスト入りする延滞日数は「61日」から。と言われていますが、実際にはこれより短い日数でも、内容が悪質ならブラックリスト入りすることはあります。

たとえば3ヶ月連続で、ある程度長い日数遅延した場合―。しかも、その金額が大きかった場合などです。

ブラックリストへの報告は、業者・銀行が自由に決める

ブラックリスト入りというのは「個人信用情報に記録される」ということ。「事故情報(異動情報)」が記録されます。

この記録をするのは、当然、全国銀行が加盟する各種の個人信用情報センター。しかし「その情報(ブラックな人の情報)」を、誰が提供するのか。これは当然「業者・銀行」ですよね。

つまり、ある人がどれだけ延滞しても、それを業者・銀行が個人信用情報センターに報告しない限り、「ブラックリスト入り」はしないのです。逆に言えば「61日」よりも短い日数でも、業者・銀行が「こいつは報告する」と決めて報告したら、ブラックリスト入りするということですね。

ブラックリストに値する、悪質な内容でなくてはいけない

もちろん、軽度な遅延でも「こいつは気に入らないから」というような理由で、業者・銀行が報告することはありません。実は一部のヤミ金や街金はこれを「やる」と言って脅すのですが、実際にはできません。

理由は「個人信用情報センターの側が、受け付けない」からです。当然ですね。どうでもいいケースまで報告されたら、記録する方も大変です。

個人信用情報センターが納得してから登録

「61日には達していないけど、確かにこれは事故情報に記録すべきだな」と、日本信用情報機構(JICC)や割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関(CIC)が納得するような、悪質なケースでないといけないのです。というように「個人信用情報センターが納得するレベルの、悪質な返済トラブル」であれば、業者・銀行はいつでも報告できるし、個人信用情報センターも記録するということですね。

街金・ヤミ金がブラックリスト入りを脅しのカードに使うことがある

ヤミ金のブラックリスト

このように「ブラックリスト入りの鍵は、業者・銀行が握っている」というのを、しばしば街金やヤミ金によって悪用されます。貸金業者というのは「ゆっくり返済してもらった方が利益が出る」ので、あまり早く完済してほしくないんですね。

そのため、早く完済しようとした利用者に対して、「約束の回数より早く完済したら、ブラックリスト入りに載せる」という脅しをかけることがあります。「何で早く返済したのにブラックリストなのか」と思われるかも知れませんが、ここまで書いた通りです。「報告の権利は、貸金業者が握っている」からですね。

もちろん、全く何もないのにこんな脅しをかけても、消費者も「おかしい」と気づくでしょう。そのため、過去にその街金・ヤミ金で何らかの遅延などをした人に対し、こうした脅しをかけます。

事前に連絡するだけでも、ブラックリストの確率が下がる

ここまで書いた通り、ブラックリスト入りは単純に「61日」のような遅延日数で決まるわけではありません。業者・銀行からの「総合評価」で決まるのです。

このため、もし返済が間に合わない時は「事前に連絡する」というだけでも、ブラックリストに入れられる確率が、かなり下がります。「遅れる時、事前に連絡する」というのは普通の仕事でも重要なことですし、そうした常識を当たり前に守る人とは、業者・銀行も長く付き合いたいと思っているわけです(そういう人ほど、早く完済して卒業してしまうのですが…)。

業者・銀行と良好な関係を築きましょう

何にせよ、遅れるときは自分でもわかっているはずなので、事前に電話するようにしましょう。61日遅れたらさすがに厳しいでしょうが、もっと短い日数でブラックリスト入りする…というリスクは防ぐことができます。

「社内ブラック」と「個人信用情報のブラック」の違い

キャッシングのブラックリストは、大別して2通り。「個人信用情報でのブラック」と「社内ブラック」です。大体わかると思いますが、「個人信用情報」の方が重度で、「社内ブラック」の方が軽度です。

  • 個人信用情報ブラック…どの業者・銀行にとっても危険人物
  • 社内ブラック…その業者・銀行でのみ、危険人物

遅延などの返済トラブルはまずは社内で記録される

個人情報を登録

個人信用情報に記録される返済トラブル(事故情報)は、かなり大きなもののみです。長期の遅延・債務整理・強制解約(退会)…などですね。

しかし、社内であればどんな小さな返済トラブルでも、当然記録されます。1日単位の短い遅延でも、しっかり「遅延」と記録されていますし、その他の返済トラブルもすべて記録されています。

これが一定レベルに達すれば、「社内ブラック」となるわけです。また、「社内ブラック」のレベルにも、いろいろあります。

クレジットヒストリーに応じて、ブラックの内容も変わる

その利用者の、その会社でのクレジットヒストリーに応じて、「社内ブラック」の内容も変わります。たとえば軽度な場合は「限度額の増額は、しばらく受け付けない」「クレジットカードのショッピングはOKだが、キャッシングはできない」などです。

逆に重度な人の場合「カードの利用停止」などもあります。というように、ブラックリスト入りする条件は、遅延の日数でもそれ以外の条件でも、はっきりしたボーダーラインがあるわけではありません。

とりあえず「普通に真面目に返済する」ということを、意識してください。