消費者金融の金利は上手に利用すれば高くない!?計算方法とは?

カードローンの返済 2020/6/10 1637view

消費者金融の金利は高いと思っていませんか?確かに低くはありませんが、金利のしくみや計算方法を知れば安心して利用できますよ。

金利

消費者金融のキャッシングだと金利は高い?

消費者金融の金利と利息はどんなしくみになっているのか、計算方法を知っておくと安心して利用できます。消費者金融の金利の計算方法や上手な利用方法について詳しく説明します。

消費者金融の金利はそれぞれの消費者金融会社のホームページや電車内の広告、ポスター、チラシなどに記載されています。
多くは4.5%~18%となっています。

銀行で借りる住宅ローンは0.5%~1.5%程度、自動車ローンは2.0%~5.0%程度なので、それと比べるとかなり高いことがわかります。

消費者金融のキャッシングサービスとは?

金利のしくみを説明する前に消費者金融とは何なのかを見てみましょう。消費者金融は個人の信用を元にお金を貸すことです。
住宅ローンは住宅やマンションを担保にしてお金を融資します。もしお金が返せない場合は担保物件を差し押さえられます。
そういった担保があるために金利が低くなっています。

一方、自動車ローンは担保や保証人は不要ですが、金融機関が指定する保証会社の保証を利用することになります。
保証料は必要ですが、借りる人に信用があれば保証会社が保証してくれるために低い金利で融資が受けられます。

それに対して消費者金融は無担保、保証人が不要で、小口でお金を融資するものです。

消費者金融のキャッシング金利の相場

消費者金融では「これ以上高い金利で貸してはいけない」というラインを「上限金利」として、下の表のように設けています。

元本10万円未満 年利20%
元本10万円以上100万円未満 年利18%
100万円以上 年利15%

ただし、これは絶対この金利にしなければならないというものではなく、「上限」を決めたものです。
そのため、消費者金融の会社によって、またお金を借りる人によって金利は異なります。

消費者金融は借りる人によってキャッシング金利が全然違う

消費者金融の会社のホームページやチラシなどに「金利4.5%~18%」と書いているのを見ると、「ずいぶん幅があるな~」という印象を受けますね。

これは同じ50万円の借入でも、人によっては低い金利で貸すケースがあるということを意味しています。
低い金利で借りられる人がどんな人かは明確には表示されていませんが、それぞれの会社の基準(返済能力や限度額など)によって決められます。

ただ、多くの場合は100万円未満は上限の18%、100万円以上は上限の15%で融資をしています。

消費者金融と銀行のカードローンの金利の違い

消費者金融はアイフルやアコム、プロミスといった消費者金融会社が融資を行っています。
一方で銀行が無担保、保証人不要で融資しているものに「カードローン」があります。

それぞれの金利の違いを見てみましょう。

消費者金融 4.5%~18%
銀行のカードローン 3.8%~14.5%

このように銀行系のカードローンの方が金利は若干低くなっています。

銀行カードローンと消費者金融では総量規制の違いもある

「総量規制」とは年収合計の3分の1までしか借りられないように貸金業法で規定することを指します。
この総量規定の対象になるのは消費者金融が対象になっています。

そのためたとえば年収300万円の人が消費者金融でお金を借りる場合は、最大でも年収の3分の1の100万円までということになります。

一方、銀行のカードローンはこの総量規制の対象外なので自動車ローンや住宅ローンのような高額なローンを組むことができます。

消費者金融のキャッシング金利の計算方法

消費者金融でお金を借りていながら、金利の計算方法を十分に理解していないケースが多いようです。

この機会にしっかりと理解しておきましょう。

消費者金融の金利計算の基本

金利計算の基本は「金利(実質年率)」「借入額」「借入期間」の3点です。

利息は金利(実質年率)と借りているお金の残高、それをどれだけの日数を借りているかで計算します。

    利息=借りた金額(利用残高)×金利÷365×借入期間

利息は日割り計算

消費者金融の会社のホームページなどでは1ヶ月借りた場合の利息をモデルケースとして紹介している場合があります。
そのため利息は1ヶ月単位で計算するものと思っている人がいるかも知れませんが、実際は日割り計算で行います。

つまり1日でも早く返す方が利息は少なくなります。

例えば10万円を金利18%で1ヶ月(30日間)借りた場合の利息は次のように計算します。

10万円×0.18÷365×30日=1479円

1ヶ月間の利息は1479円ということになります。

消費者金融の返済金は元金と利息が含まれる

返済時には利息だけでなく元金も一緒に返済します。

消費者金融では多くの場合、「10万円借りたら毎月の返済は4000円」などと決められています。
ただし、これは最低4000円を返しましょうということで、もっと多く返済してもかまいません。

このケースで考えると4000円返済したら、そのうち1479円は利息に充当されます。
4000円から1479円を引いた残りの2521円が元金の返済に充てられます。

そのため4000円返済したからと言っても元金が4000円減るわけではないので注意しましょう。

キャッシングで返済がいつまでも続く理由は?

せっかく返済するのに、なかなか元金が減らないといつまでたっても返済が続いてしまいます。

上のケースの場合、10万円借りて30日後に4000円返済すると、残高は
10万円-2521円=97479円
になります。
翌月の返済日(30日後)までに新たに借入をしなければ、次回はこの残高に対して利息を計算します。

97479円×0.18÷365×30日=1442円

利息は1442円となり4000円の返済額から1442円分が利息に充当されます。そのため、残高の返済に充当されるのは
4000円-1442円=2558円
となり、借入残高は
97479円-2558円=94921円
となります。

これを繰り返して返済するため、なかなか完済には至りません。

消費者金融のキャッシング金利を理解して早く完済する方法

金利のしくみを理解した上で早くに完済する方法をご紹介します。

1回のキャッシングの返済額を増やす

消費者金融で借りたお金を早く返済するには、残高を少しでも減らすことが大切です。
その1つ目は、1回の返済額を増やすという方法です。

契約には「1回の返済額は4000円でいいですよ」となっていても、1万円とか2万円などを返すとそれだけ残高は減っていきます。

上と同様に10万円を18%で30日後に返済するという条件で借りた場合で計算してみましょう。
残高が10万円の場合の利息は1479円でしたね。これを契約通りに4000円返済すると残高は利息に充当された残りの2521円分だけ減るので、97479円になります。

しかし、2万円返済すると、利息充当分の1479円を引いた18521円が残高の返済に充てられます。
その結果、残高は
10万円-18521円=81479円
となります。

次の返済時は、この残高に対して金利がかかるので
81479円×0.18÷365×30日=1205円
となり、利息は1205円になります。ここでさらに2万円を返済すると
2万円-1205円=18795円
が残高に充当されます。
その結果、残高は
81479円-18795円=62684円
にまで減らすことができます。

このようにお金の余裕があるときは多めに返済すると、早くに完済し利息も少なくなります。

キャッシングの返済期間を短くする

もうひとつの方法は返済期間を短くするというものです。

消費者金融の場合は返済日は30日後とか35日後と決められています。
これは「これ以上遅れないようにしてください」というものなので、この日よりも早くに返済してもかまいません。

クレジットカードなどは銀行口座からの引き落としになりますが、消費者金融の場合はコンビニなどのATMでいつでも返済することが可能です。

では、返済期間を短くした場合の例を見てみましょう。
同様に10万円を18%で借りたケースの利息を計算します。

  • 10日後に返済した場合…10万円×0.18÷365×10日間=493円
  • 20日後に返済した場合…10万円×0.18÷365×20日間=986円
  • 30日後に返済した場合…10万円×0.18÷365×30日間=1479円

契約通りに30日後に返済した場合の利息は1479円ですが、10日後に返済すると利息は493円になります。
4000円を返済すると、4000円-493円=3507円
となり、3507円が残高の返済に充当されます。

その分、早くに元金が減っていきます。

消費者金融の金利は無利息期間を上手に使うのもおススメ

消費者金融の金利は高いのが難点ですが、困ったときにすぐに利用できるというメリットがあります。
借りたら早く返す、繰り返し借りない、お金に余裕があるときは多めに返す…などをやっていけば、それほど恐れるものではありません。

また、消費者金融の会社によっては「無利息期間」を設けているところがあります。
これを上手に利用して、困ったときに必要な金額だけを借りて、無利息期間に返済すれば利息を払う必要がありません。

金利の計算やしくみを理解して上手に利用しましょう。