みずほ銀行カードローンは在籍確認なしにできる?職場バレしない?
みずほ銀行カードローンに申し込むと、勤務先に在籍確認の電話がかかってきます。これは審査の一環として実施されているもので、回避することはできません。
電話はどんな内容なのか? 職場の人にバレることはないのか? といった不安にお答えします。
みずほ銀行カードローンの在籍確認の電話内容は?
みずほ銀行カードローンの在籍確認は「個人名」で電話をしてきます。
「個人名での電話は不自然なのでみずほ銀行名でかけてほしい」と思っても、そういった希望には対応していないようです。
在籍確認の電話はカンタンですぐに終わる
在籍確認の電話は次のような流れで行われます。
- Oさん:みずほ銀行(オリエントコーポレーションのスタッフ)
- Aさん:申し込んだ人(△△会社勤務)
- Zさん:△△会社の人
- Zさん:はい、△△会社でございます。
- Oさん:Oと申しますが、Aさんはいらっしゃいますか?
- Zさん:あいにくAは本日、休みをいただいておりまして。明日は出社の予定ですが。
- Oさん:そうですか。それなら結構です。
- Zさん:明日、こちらからお電話をさせましょうか?
- Oさん:いいえ、大丈夫です。失礼します。
おおむねこのようなやり取りで、数秒から数分で終わってしまいます。もし用件を聞かれたとしても、「みすほ銀行のカードローンのことで」「融資の審査の件で…」など具体的な内容は一切触れません。
また、「いつから△△会社に勤めていますか?」「正社員ですか?」などの踏み込んだことを聞くこともありません。
「在籍確認」はあくまでも在籍していることを確認するだけです。
みずほ銀行カードローンの在籍確認は職場にバレない!?
在籍確認でもっとも心配なのが「職場にバレないだろうか」ということでしょう。
在籍確認の電話内容そのものは上に書いた通り、銀行名もカードローンのことも一切触れません。
そのため、バレる確率はかなり低いと言えます。
在籍確認の電話を会社の人が不審に思ったら
そうは言っても個人名で外部から電話があるということ自体が不自然と感じる人がいるかも知れませんね。確かに最近はほとんどの人が携帯電話を持っているため、わざわざ知り合いが職場に電話することは少ないでしょう。
もし会社の人から「昨日、Oさんという人から電話があったけど何だったの?」と聞かれた場合の言い訳を考えておきましょう。その場合は、「ああ、なるほど。それなら仕方がないね」と相手が納得するような言い訳であることが大切です。
無難な例として次のようなものが考えられます。
- 保険会社の人かも。しつこそうな人だったから携帯電話の番号を教えてなかったら会社にかけてきたんだね。
- この前、体験に行った英会話教室かな?アンケートに職場の番号を書いたんだ。
- 異業種交流会で知り合った人かも?会社の名刺を渡したから、こっちにかけてきたんだね。
このようにそれぞれの職場で「それならアリかも」という内容の言葉を考えておくといいでしょう。
パートやアルバイトの人に在籍確認の電話があったら?
みずほ銀行カードローンはパート・アルバイトの人も利用できます。この場合も在籍確認の電話はかかってきます。
普段はパートやアルバイトの人は職場で電話に出る機会は少ないかも知れません。そんな場合は上記のように保険の勧誘などの言い訳をするほか、子どもの送迎など子どもに関する理由で言い訳を考えておくといいでしょう。
在籍確認の電話は自分が出てもかまいません。なるべく電話の近くで仕事をして、率先して電話を取るというのもひとつの方法です。
派遣社員の場合
派遣社員として働く人は、在籍確認の電話が難しいケースがあります。
申し込み時に入力するのは派遣元の会社ですが、実際に働いているのは派遣先です。
審査で派遣元の会社に電話をしても、最近は「個人情報に関することはお答えできません」と断られるケースが増えているのです。そのような不安がある場合は、事前にみずほ銀行に電話で相談してみましょう。
どのような対応をされるかは不明ですが、派遣先に電話をしてもらうなどの方法が可能かも知れません。
在籍確認が難しい場合
もしどうしても在籍確認ができないという場合は他の金融機関のカードローンを検討するのもいい方法です。どこも「在籍確認あり」が基本ですが、事情がある場合は電話以外の方法で審査を進めてくれるところがあります。
みずほ銀行カードローンの在籍確認はオリエントコーポレーションが実施
みずほ銀行カードローンの審査と保証はオリエントコーポレーションが実施しています。在籍確認の電話もオリエントコーポレーションが行っています。
みずほ銀行カードローンの保証会社とは?
銀行系カードローンは通常、無担保、保証人不要でお金を借りることができます。
知り合いなどに保証人を依頼すると、自分が返済できない場合はその知り合いに返済の請求が行き、迷惑をかけることになります。
それを避けるために金融機関では独自に保証会社に保証を依頼しているのです。
保証会社は保証人代わり
つまり、保証会社とは、お金を借りる人が万が一返済できない場合に備えて保証人代わりになるということです。
しかし、保証会社は安易に保証を引き受けるわけではありません。その人がきちんと返済できるかどうか審査をして、大丈夫とわかった場合に限って保証を引き受けるのです。
そのため、みずほ銀行カードローンを利用できる条件の中に「保証会社の保証を受けられる人」という項目が入っています。
とは言っても自分が「保証を受けられる人かどうか」はあまり気にする必要はありません。保証会社が審査をした結果、引き受けるかどうかを決定するからです。
みずほ銀行カードローンの保証会社はオリエントコーポレーション
みずほ銀行はカードローンの保証会社として(株)オリエントコーポレーションを指定しています。
オリエントコーポレーションはカードローンの申し込みがあった人を審査して融資が可能かどうか、可能な場合はいくらまで融資するかを決定します。
なぜオリエントコーポレーションが審査を実施するのか?
みずほ銀行はカードローン以外に住宅ローンや教育ローンなどを提供しています。そのため、審査能力は十分にあるのではないかと思えますよね。
しかし、保証と審査は別会社であるオリエントコーポレーションに依頼しています。ここで簡単にオリエントコーポレーションのことをご紹介しておきます。
オリエントコーポレーションは日本でも有数の信販会社で、特にショッピングのクレジットや自動車ローンは取り扱い数が多いことで有名です。オリエントコーポレーションの筆頭株主はみずほ銀行で、両社は深いつながりがあります。
オリエントコーポレーションの審査能力
実は金融機関は審査の過程で信用情報機関に登録内容を照会します。
信用情報機関には次の3つがあり、その人の金融機関(特に融資)の利用状況や返済履歴などが登録されていますが、。
- 全国銀行個人信用情報センター……主に銀行が加盟
- CIC……主にクレジットカード会社や信販会社が加盟
- 日本信用情報機構(JICC)……主に消費者金融会社、銀行、保証会社などが加盟
オリエントコーポレーションは上記の中でCICと日本信用情報機構 (JICC)に加盟しています。
みずほ銀行は全国銀行個人信用情報センターには加盟していますが、それ以外の機関の情報を知るためにも、残り2機関に加盟しているオリエントコーポレーションに審査を依頼しているという背景があります。