生活費や光熱費、カードの支払いができない!7万円ぐらいならキャッシングでカバー
7万円のような少額融資は、カードローンなら簡単に借入可能。この時、借りた7万円を適当なショッピングなどに使わないよう、使い道をしっかり考えておきましょう。
毎月生活する中でさまざまな支払いが発生します。家賃や保険代といった固定費(毎月決まった額)や光熱費、食費、携帯電話代など毎月変動する費用などがあります。
さらに急な出費が重なると大変です。そんな状況をキャッシングで乗り切る方法をご紹介します。
毎月の支払いを放置するとどうなる?
生活の中で発生する支払いはどれも当然期限までに払わないといけないのですが、その中でも特に放置してはいけないものがあります。
支払いの内容をチェックしよう
毎月、何にいくら払っているのかを把握することが大切です。まずは支出の内訳を整理してみましょう。
主な支出には次のようなものがあります。
- 家賃
- 光熱費(電気代、ガス代、水道代)
- 電話代(固定電話、携帯電話)
- プロバイダ料
- 保険料(生命保険、自動車保険など)
- 食費
- 日用品・衣料品など
- 医療費
- 交際費
- 交通費・ガソリン代など
- 趣味・娯楽費
- クレジットカードの支払い
- 小遣い
- 雑費
さらに子どもがいれば教育費など子ども関連の費用がかかります。
支払いが遅れると大変!
どうしてもお金が足りなくて支払いができないというケースはあるものです。そんな場合、一定期間は猶予期間があります。ただ、それを過ぎるとさまざまなペナルティが課されます。
支払いが遅れると住まいの明け渡しや利用停止に
上記の支払いの中で遅れると大変なのは家賃と光熱費です。家賃、電気代、水道代、ガス代などは滞納すると督促状が来ます。家賃の場合は大家さんや管理人さんから電話がかかってきます。そして一定期間放置すると、住まいを明け渡さなければなりません。また、電気や水道などは止められてしまいます。
携帯電話などの通信料も支払いができないと利用できなくなります。
また、支払いが遅れる期間は「延滞金」が加算されます。携帯電話の支払いが遅れると支払い状が郵送されますが、金額が増えていることがあるのは延滞金が加算されているからです。
さらに2ヶ月分、3ヶ月分をまとめて支払うとなると金額が大きくなり、もっと負担になってしまいます。どんな支払いも遅れないようにしましょう。
保険は契約が失効することも
生命保険は支払いができなくても一定期間は「払込猶予期間」があり、この期間に支払えば今まで通り契約が続行します。しかし、払込猶予期間が過ぎると「失効」してしまい、保険の効力を失います。もし失効しても健康状態に問題がなければ保険料を支払って復活させることができますが、そうでない場合は契約が続行できません。
もし入院しても保険給付金を受け取ることができないので注意が必要です。
支払いの遅れが信用情報機関に登録されるケース
クレジットカードやローン、キャッシングの返済が遅れると、その情報が信用情報機関に登録されます。信用情報機関は次の3機関があり、それぞれ多くの金融機関が加盟していて登録されている情報を審査時に照会しています。
- JICC(日本信用情報機構)…消費者金融、信販会社など
- CIC…クレジットカード会社など
- 銀行信用情報センター……銀行、信用金庫など
延滞の登録期間
各信用情報機関の延滞情報の登録期間は次の通りです。
JICC | 延滞から1年間 |
---|---|
CIC | 契約終了から5年間 |
銀行信用情報センター | 契約終了から5年間 |
上の表のように、支払いが遅れるとその内容が契約終了後も登録されています。この信用情報機関の登録内容はキャッシングやローン、クレジットカードを作る際などの審査に影響を与えるので注意が必要です。
スマホやケータイの本体代の支払いに要注意
このような支払いで意外と忘れがちなのがスマホやケータイの本体代金です。本体は数万円するために分割して毎月の通信料と一緒に支払う契約をしている人が多いと思いますが、この本体代金の支払いが遅れた場合も信用情報機関に登録されます。
本体代金の分割払いは「個別信用購入あっせん契約」という契約を結んでいます。契約時に交わす書類には「返済が遅れた場合は信用情報機関に延滞の履歴が登録されます」という意味のことが記されていて、契約者(スマホ・ケータイの購入者)は同意の署名をしているはずです。
ただ、支払いそのものは毎月の通信料と一緒に請求されるため、うっかり支払いが遅れると自分でも意識しないまま信用情報機関に登録されることになります。
くれぐれも支払いは遅れないように気をつけましょう。
支払いができない場合はキャッシングで乗り切ろう
ここまででご説明してきたように支払いが遅れるとさまざまなペナルティを受けるなどデメリットがあります。なんとかやりくりして支払うことが大切なのですが、どうにもならない場合はキャッシングで乗り切る方法があります。
7万円程度ならキャッシングの負担は少ない
「キャッシング=借金=絶対に手を出してはいけない」というイメージをお持ちの方が多いかも知れません。確かに「キャッシング=借金」ですが、少額を上手に借りれば借金地獄になることはありません。
借金で苦しむのは借りた元金に高い利息が上乗せされるからです。しかし、今は貸金業法によって上限金利が設定されています。「これ以上高い金利で貸してはいけない」というルールがあるので、以前ほどの高い金利で貸すことはなくなっています。
キャッシングの金利
キャッシングの金利は借りる額によって変わりますが、7万円程度の少額融資の場合の金利は下記の表の通りです。
【消費者金融の金利】
アコム | 18.0% |
---|---|
アイフル | 18.0% |
SMBCモビット | 18.0% |
プロミス | 17.8% |
消費者金融は最大で18.0%の金利となっています。
【銀行カードローンの金利】
銀行カードローンは下記のように14.0%前後が多いのですが、時期によって変動することがあります。借りる前に最新の金利を公式サイトで確認するようにしてください。
楽天銀行 | 14.5% |
---|---|
三井住友銀行 | 14.5% |
三菱UFJ銀行 | 14.6% |
イオン銀行 | 13.8% |
みずほ銀行 | 14.0% |
オリックス銀行 | 17.8% |
7万円をキャッシングしたときの利息
では実際に7万円をキャッシングしたときの利息を計算してみましょう。利息の計算は「借りている額(利用残高)×金利÷365×借りる日数」で算出できます。
今回は消費者金融で7万円を18.0%で30日間借りた場合の利息を計算します。
1ヶ月の利息は1,036円となります。1,036円を上乗せしても7万円を借りて他の返済に充てられるとしたら、返せずに放置するデメリットよりもプラスの方が大きいのではないでしょうか。
7万円キャッシングした場合の毎月の返済額
各金融機関ごとに借りた額に応じた毎月の返済額が設定されています。7万円を借りた場合の返済額は、消費者金融は4,000円、銀行カードローンは2,000円程度に設定されています。
2,000円~4,000円なら何かを節約すれば返済できますね。ただし、この中には利息も含まれているので、元金に充当されるのは利息分を差し引いた額です。そのため、金融機関が指定する額で返済を続けると完済するまでに時間がかかります。そこで、一括返済または毎月1万円など多めに返済するようにしましょう。
無利息期間を上手に利用すれば支払いはもっと楽になる
消費者金融で7万円を18.0%の金利で借りると、1,036円の利息がかかります。もし翌月に4,000円を返済したとしても、そのうち1,036円は利息に充当されるため、元金の返済は「4,000円-1,036円=2,964円」で2,964円だけ元金が減ることになります。
無利息期間を設定している金融機関
ところが無利息期間を設定している金融機関で借りれば、その期間中は利息がかかりません。返済した額すべてが元金に充当されます。
無利息期間は下記のように設定しています。(無利息期間が利用できるのは、その金融機関を初めて利用する人が対象です。)
プロミス | 利用の翌日から30日間 |
---|---|
アイフル | 契約の翌日から30日間 |
アコム | 契約の翌日から30日間 |
例えばアイフルで7万円を借りて、30日以内に全額返済すれば利息はかかりません。まるで自分の預金口座からお金をおろすような感覚で利用できるのです。
無利息期間の開始日に注意
上の表でもわかる通り、プロミスは初めて利用した翌日から30日間が無利息になりますが、それ以外の3社は契約の翌日から30日間が無利息期間となります。
契約してもすぐに借りない場合は無利息期間がどんどん減っていくので注意しましょう。
ただし、借りては返すの繰り返しは「自転車操業」と呼ばれるもので、金欠の根本的な解決にはなりません。毎月の支払いに困らないように節約したり、収入を増やす努力をしたりといったことも考えてみましょう。