今すぐキャッシングすると最短どれくらいでお金が借りられる?
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集金や口座の引き落とし日を忘れていて、今すぐ何とかしなきゃいけない!大事なセミナーやコンサートの入金日が今日までだった!
など、「今すぐお金が必要」という場面があるものです。
そんなときは即日で利用できるキャッシングが便利です。「最短3分で利用可能」というキャッシングは、実際はどれくらいの時間で借入できるのでしょうか?
今すぐキャッシングなら最短15分で借入が可能って本当?
大手消費者金融では「今すぐキャッシング」「最短3分で借入可能」など時短をアピールしています。
消費者金融の最短の時間を比較
各消費者金融の公式サイトに表示している時間を見てみましょう。
アイフル | 最短18分 |
---|---|
アコム | 最短20分 |
プロミス | 最短3分 |
SMBCモビット | 最短15分 |
どこも早さをアピールしていますが、最短3分というのは本当なのでしょうか?
消費者金融で最短3分が可能になるケース
消費者金融の申し込み方法には、インターネット、電話、自動契約機、郵送がありますが、郵送は日数がかかるので省くとして、特に早いのはインターネットでの申し込みです。
上記の大手4社でも、急ぐ場合はインターネット申し込みを推奨しています。
特に時短に積極的なのはアイフルとSMBCモビット
特にアイフルとSMBCモビットは急ぐ場合はネット申し込み後にフリーダイヤルで「急いでいます」と伝えると、優先的に審査を進めてくれます。
時短に積極的に対応しているので、「今すぐ借入したい」という場合は利用されるといいでしょう。
「最短3分」は審査に要する時間
単純に「最短3分」と聞くと、申し込んでから借りるまでが3分でできると思う人がいるかも知れませんが、これは「審査に要する時間」のことを指します。
申し込み後に審査がありますがその結果が出るまでの時間であって、その後に本人確認書類を送付(パソコンやスマートフォンからアップロード)し、契約内容を確認して、振り込みの依頼をしたり、自動契約機にカードを受け取りに行ったりといった時間がかかります。
トータルで1~2時間はかかると考えておきましょう。
急ぐ場合は申し込みの時間帯に注意
各社ともに、どの時間帯が混んでいるということは明記されていませんが、昼休みや夕方などは申し込みが混み合うことが予測されます。
また、どうしても即日に借りたいという場合は、審査が難航する場合を予測して少しでも早くに申し込むことが大切です。
即日の振り込み融資は午前中の申し込みが安全
消費者金融の借入は振り込みとカードを使ってATMから借りる方法の2通りがあります。カードを受け取るには自動契約機に行かなければなりません。
ただ、近くに自動契約機がない人は困りますね。その場合は振り込みでの融資を依頼する方法になりますが、振り込みは「平日のみ」です。
また、審査にかかる時間を考慮して、午前中には申し込みを済ませておきましょう。
銀行カードローンでも今すぐやれば最短20分で借入はできる?
銀行カードローンも即日キャッシングに対応しているところがあります。
即日キャッシングが可能な銀行カードローン
次の銀行カードローンは即日キャッシングが可能ですが、さまざまな条件があります。
借り入れ先 | 平日(振り込み) | 平日(自動契約機) | 土日融資(自動契約機のみ) |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 14:00まで | 9:00~20:00 | (土曜日・祝日)10:00~18:00 (日曜日)10:00~17:00 |
イオン銀行 | 14:00まで | なし | なし |
みずほ銀行 | 平日の午前中 | なし | なし |
楽天銀行 | 平日14:45まで | なし | なし |
銀行カードローンも消費者金融と同様に平日は振り込みが可能ですが、14:00以降や土日・祝日は自動契約機でカード発行する方法のみになります。また、土日の即日融資は対応していない銀行があるので注意しましょう。
銀行カードローンは審査に時間がかかる傾向
銀行カードローンでも最短20分~40分と時短をアピールしているところもありますが、消費者金融よりも審査は慎重で時間がかかる傾向にあります。そのため、どこの銀行カードローンでも、次のように記してあります。
- お申し込みの受付時間、審査状況によっては審査結果の回答が翌日以降になる場合があります。
- 審査日数は通常当日~2営業日のお時間をいただいております。
できるだけ速やかな審査、回答に努めておりますが、お申し込みの状況等により数日間を頂戴する場合もございます。
つまり、「最短20分」と書いていても、その人の状況や申し込み時間などによってはもっと時間がかかる場合があるということを理解しておきましょう。
今すぐやっても審査結果が出るまで時間がかかるのはどんなケース?
銀行カードローンだけでなく消費者金融でも申し込んだ人の状況によっては審査に時間がかかる可能性があります。
では、どんな人は審査に時間がかかるのでしょうか?
金融機関が融資に迷った場合
審査は「この人にお金を貸しても大丈夫かどうか」を調べるものです。
審査の内容や項目、審査基準などは一切公開されていないのでわかりませんが、「返済能力の有無」をしらべています。そのため、「この人に貸しても大丈夫かな?」という場合は審査に時間がかかると考えられます。
- 他社の借入件数が多い
- 他社の借入の残高が多い
- 過去に何度も返済が遅れている
- 勤続年数が極端に短い
- 年収が低い
- 年収に対して借入残高が多い
- 融資希望額が数百万円など高額な場合
このような人は貸しても大丈夫かどうか判断に迷うために、審査に時間がかかります。
明らかに融資不可能の場合は審査結果が早い
過去に自己破産や任意整理などの金融事故を起こしている人や、すでに数百万円の借入がある人、何度も返済に遅れて督促されている状態の人などは、「この人には貸せない」と判断されます。
その場合はすぐに「残念ながら今回はご融資できかねます」などのお断りの連絡が来ます。(一部の銀行カードローンは郵送での連絡なので日数がかかります。)
融資可能かどうかを信用情報機関で調査
こういった「貸しても大丈夫かどうか」といった判断は、信用情報機関に登録されている内容を見て審査されます。
日本には次の3つの信用情報機関があります。
JICC(日本信用情報機構) | 主に消費者金融会社が加盟 |
---|---|
CIC | 主にクレジットカード会社やローン会社(信販会社)が加盟 |
全国銀行個人信用情報センター | 主に銀行が加盟 |
信用情報機関には次の内容が登録されています。
- 本人に関する情報……氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、勤務先名、勤務先の電話番号、運転免許証の番号など
- 契約や利用に関する情報……契約している会社名、契約の種類(ローン、キャッシングなど)、契約日、貸付日、契約金額、貸付金額など
- 返済に関する情報……入金(返済)日、返済金額、残高、完済日、延滞の履歴など
- 金融事故に関する情報……自己破産、任意整理、強制解約の有無など
審査は総合的に判断
信用情報機関の登録内容を見て審査されますが、借入残高がいくら以上ならダメということではなく、その人の年収や年齢と借入残高のバランスなどすべての要素を総合的に見て判断されます。
そのため、まだどこでも借りたことがないという人は問題がないため、審査結果が早く出ます。ところが、何らかの問題があると審査結果が出るまでに時間がかかると考えられます。
今すぐキャッシングを希望するなら在籍確認を早く終えること
審査の中に在籍確認があります。これが終わらないと審査結果が出せません。
ところが職場が休みの日にキャッシングを申し込むと在籍確認ができず、その結果その日のうちに借入ができなかったという事例があります。
仕事がある日は忙しい…という場合でも、スマートフォーンやパソコンから簡単に申し込みができるので、どうしても今日中にお金が必要、今すぐキャッシングをしたいというときは、職場に誰かいる日に申し込むことが重要です。
なお、在籍確認は本人が不在でも問題はありません。申し込み時に記入した勤務先に電話をして、その人がそこにいるということが確認できれば大丈夫です。
たとえ最短3分でも在籍確認ができないとダメ
多くの金融機関が「最短3分」と書いていても、実際は審査の段階で在籍確認が終わらないと融資はできません。その分を考えて申し込むようにしましょう。
特にインターネット申し込みや自動契約機は夕方仕事が終わってから申し込みが可能なので、「仕事が終わってから申し込もう」と思う人がいるかも知れません。しかし、勤務終了後に職場に誰もいないと在籍確認ができません。
昼間の間に申し込みを済ませることが最短で借入をするポイントです。