中小の街金業者では詐欺にもご注意を!危険な「保証人詐欺」と「調査員詐欺」
急ぎでお金が必要な時、ついつい引っかかってしまうのが「カードローン詐欺」です。キャッシングに関する詐欺の手法は「お金を借りようとしている人」「全然関係ない人」の、それぞれをターゲットにしたものがあります。 ここでは中小の街金業...
現実的には消費者金融キャッシング! 公的な緊急小口融資は条件が厳しかった!
生活費に困ったら、地方自治体から「緊急小口融資」を受けることができます。これは無利子の融資で、一定の基準以下の「困窮世帯」に対して、お金を貸し出しているもの。 無利子ということで非常に便利なのですが、公的な融資だけに審査に時間...
カードローン詐欺の見分け方。手紙やメールの手口にご用心!
カードローン詐欺の手法・手口はいろいろあります。カードローンを利用している人をターゲットにした詐欺もあれば、まったく利用していない人を相手にする詐欺もあります。 こうしたキャッシング関連の詐欺に騙されないよう、ここではその手口...
初めてのキャッシング。自営業やフリーランスが職業欄に書くべき勤務先
自営業やフリーランスの人が初めてキャッシング審査を受ける時、職業欄の勤務先にどう書くべきかは迷うでしょう。でも実は簡単なんです。 これは、自分が登録している「屋号」を書けばOKです。法人化していれば会社名ですし、個人事業で開業...
70歳以上の年金受給者だってお金を借りたい!それなら年金担保ローンも視野に入れてみてみよう!
原則として70歳を超えてしまうとカードローンの申し込みが難しくなります それでもどうしても借り入れを検討したい場合は年金担保ローンという選択肢もあります カードローンの申し込み年齢には上限があります 70歳の申込上限年齢を超え...
これも時代の流れ!?リスタートする人のための応援ローン「離婚専用ローン」もあります!
依然、高い傾向にある離婚率。そんな時代を象徴するようなローン商品も登場しています。大垣共立銀行から全国初となる離婚専用ローンが登場しました。今後、全国的にも広がっていく可能性もあります。 依然高い離婚率!再スタートする人のため...
同じローン商品でもカードローンは他のローン商品とは似て非なるもの
目的別ローンとフリーローン
目的別ローン=住宅や自動車などの購入のためのローン
一般的にローンといえば自動車ローンや住宅ローンなどのように、使途目的が限られているタイプのものを指すことがほとんどです。こういったローン商品のことを目的別ローンと呼びます。数百万円のマイカーローン、数千万円の住宅ローン
目的別ローンの特徴は、高額な商品を購入する際、一括で現金購入できないものに対して信販会社などにお金を立て替えてもらい、そのお金を利息と共に毎月返済していくというもの。もちろん、現金を準備できるなら一括で購入するに越したことはありませんが、自動車でも数百万円や、住宅などのように数千万円もするようなものを購入する際には、こうしたローンを利用するのが一般的です。
高額商品の購入ではローンを組むのが一般的です
目的別ローンは、購入する商品に対してのみ借入することができるローン商品ですから、例えば「車を買う」と偽って自動車ローンから借り入れ、そのお金をレジャーに使用するなどといったことはできません。そのため、自動車ローンなど目的別ローンの場合は、申し込みの際に見積書などの提出が義務付けられ、入金も直接カーディーラーなど購入先店舗の口座へ振り込まれるシステムになっています。
フリーローン=使途が自由で、無担保、無保証人のローン
一方、フリーローンというのは目的別ローンの対極に位置するようなローン商品となっています。基本的には使途自由となっており、担保も保証人も不要です。借り入れの際の理由にしても特に問われることはありません。資格取得のためという理由でもいいですし、冠婚葬祭やレジャー、生活費といった様々な理由で借入をすることができます。
何度でも好きなときに借り入れ&返済が可能なのが特徴
そんなフリーローンの中でも特に使い勝手の高いのがカードローンなのです。基本的にフリーローンというものは、目的別ローンと同じように一度借り入れをしてしまえば後は返済をしていくだけというものですが、カードローンの場合はローンカードを使って何度でも借り入れを繰り返すことができるという特徴があります。
もちろん、無限に借り入れることは不可能ですが、申込時に与えられた利用可能枠内であれば、必要なときに必要なだけ借り入れをすることができるフリーローンなのです。
ローンを利用する理由とは?
ローンが無ければ一部のお金持ちしかものを買えなくなる
先述したように、ローンは高額商品の購入という目的のために利用するものです。その商品が欲しいけれど、まとまったお金が無い――それでも欲しい! という場合の購入方法としてローン購入という選択肢があるわけですね。
一般の人でも住宅や自動車を買えるのはローンがあるから
もし世の中にローンというものが存在しなかったら!? 残念ながらその商品を購入するのを諦めるか、もしくはとにかく目的の予算に達するまで我慢を重ねてお金を貯めるという方法しかなくなってしまいます。高額な商品を購入できるのは一部のお金持ちだけに限られてしまうということにもなりかねません。
ローンがあるから経済が成り立っている!
もし、一部のお金持ちしか高額商品を購入できないようになってしまえば、思うようにものが売れなくなりお金の流れも滞ってしまいます。そうなれば日本経済に及ぼす影響も甚大なものになってしまいます。
ローンがあるからこそ、我々一般市民はものを買う意欲が湧くわけですし、ものが売れればお金の流れも良くなって経済も活性化しますよね? それこそがローンの本質であるとも言い換えることができるかもしれません。
「ローンは利息の無駄が発生するから利用しない」という考え方も間違いではない
ローンは一時的にお金を立て替えてもらうことで高額な商品を購入できるというものです。従って、立て替えてもらったお金は利息を付けて返済していかなければなりません。
この「金利の無駄」が嫌でローンを利用することを嫌悪する人も少なからずいます。そういった人たちは、目的の商品を購入できるだけのお金が貯まるまで購入を我慢しています。
我慢してお金を貯めて現金決済するのも1つの考え方
もちろん、この考えも大いにアリです。お金が溜まっていくことで目的に近付いて行くということがモチベーションにも繋がりますし、当然ながら現金購入すれば利息という無駄は一切発生しないことになります。それはそれで、十分に賢い選択とも言えるでしょう。
「利息=お金が貯まるまでの時間を買う」という考え方
だからと言って、ローンを利用する人たちを批判するわけではありません。ローンを利用してものを購入するという選択肢が間違っているということなど決してありません。ローンを利用しているけれど、やはり金利はもったいないと感じている人は意外と多いもの。それでも仕方なくローンを利用せざるを得ないということだってあるはずです。
金利は時間を購入するための手数料
そうした場合は、少し考え方を変えてみるのもいいかもしれません。「金利=無駄」とばかり考えていてはモチベーションだって保つことができません。逆に、「お金を貯めるまでの時間や手間を商品と一緒に購入した」という考え方をするのがベストです。目的の商品を購入するまでにお金を貯めるための手間や時間を、利息という形で購入したと考えれば、少しは気持ちが軽くなるはず。返済に対するモチベーションだって維持することができます。
ローンにはどのようなものがある?
身近なものから意外なものまで!目的別ローンの種類
ローンには「貸す」とか、「貸し付ける」といった意味があります。特に目的別ローンは、現在では様々なタイプのローン商品が溢れています。どのような目的別ローンがあるのか、ここで一部をご紹介します。
住宅ローン
ローンの代表格とも言える住宅ローン。我々一般市民が購入する商品の中で最も価値の高い資産ともなり得る住宅を購入するために利用できるローンです。
住宅は高額商品のため、返済も長期に渡ることになります。ひとえに住宅ローンとは言っても、各銀行などで色々な住宅ローン商品を提供しており、変動金利型や固定金利型、35年固定金利型などが主な商品となっています。また、住宅ローンは住宅金融支援機構から借り入れることもでき、ここではフラット35という商品を提供しています。
自動車ローン
こちらも目的別ローンではよく知られているローンですね。自動車を購入する際に利用するのが自動車ローンということになります。
カーディーラーで取り扱っているローン会社を利用する人もいれば、金利面などを考えて銀行などの自動車ローンを利用する人まで様々です。購入した自動車会社で取り扱っている自動車ローンを利用しなければならないという決まりがあるわけでもないので、無駄を省くためにも色々な金融機関の自動車ローンを比較してみるのもおすすめです。
リフォームローン
こちらは最近増えてきた目的別ローンですね。現在住んでいる住宅の増改築やリフォームなどに利用できる目的別ローンです。銀行によっては無担保で融資してくれるところもあります。
教育ローン
教育ローンには、銀行などで扱っている民間のものと国が行っている公的なものの2タイプがあります。ただし、公的な教育ローンは世帯収入など細かい規定があるため、誰もが借入OKというわけにはいきません。
銀行など民間で扱っている教育ローンの方が融資までの時間も早く、手続きもスムーズという特長があります。
介護ローン
高齢化社会から超高齢化社会へと突入しつつある現在にあって、介護に伴う出費というものも増加傾向にあります。そうしたニーズに対応するために登場したのが介護ローンです。介護に必要な機器の購入はもちろん、住宅のバリアフリー化などにも利用できる目的別ローンです。
ブライダルローン
結婚式の支払いでまとまったお金を用意することができないという人が利用できる目的別ローンです。結婚式となれば準備段階からお金が必要となるものです。
だからと言って、準備にお金をかけすぎて肝心な挙式・披露宴でお金が足りずに簡素になってしまうというのも悲しい話ですよね。ブライダルローンを活用すれば、そうした不安も一気に解消できます。
葬祭ローン
葬祭ローンは、葬儀ローンや冠婚葬祭ローンとも呼ばれます。文字通り、葬儀費用などに利用できる目的別ローンで、葬儀だけでなく墓石購入や仏壇・仏具の購入などに充てることができます。
葬儀は急に訪れるものですから、葬儀費用を用立てできないという人もたくさんいます。そうした人たちのニーズに応えてくれるのがこのローンです。
審査に通らなければローンは利用できません
ローンには必ず審査があります
高額な商品をその場ですぐに購入できるというメリットのあるローンですが、申し込めば誰でも利用できるものかと言えばそうではありません。ローンには審査があり、審査に通らなければ利用することは叶いません。
審査は信用情報に基づいて行われる
フリーローンと比べて目的別ローンは高額な商品を購入する際に利用されるものですから、借り入れる金額が大きければ大きいほど審査も慎重に行われます。審査は何よりも信用情報(クレジットヒストリー)が重視されます。どんなに誠実で真面目そうな人であっても、信用情報に傷がついていれば審査通過は厳しくなります。
過去6カ月以内にクレジットカードや各種ローンの返済で遅延や延滞があったり、過去5年~10年以内に債務整理を行ったりしたという人は、審査に通る見込みがかなり薄くなってしまうので注意しましょう。