当サイトは広告収入を得て運営しております

派遣社員が審査に通るためのポイントをご紹介!

借入までの審査 2020/10/27 4820view

派遣社員と正社員のキャッシング審査の内容は、大体同じ、在籍確認の電話がかかる先がどこになるかという違いと、勤続年数が審査にどれだけ影響するかの違いがあります。派遣社員は勤続年数が重要です。

派遣社員

派遣社員で働く人が増えています。派遣社員の人がキャッシングを利用するとき、申し込み内容や審査は違いがあるのでしょうか?

派遣社員のキャッシング審査と申し込み時の注意点をまとめました。

派遣社員のキャッシング審査は正社員と同じ?

キャッシングの審査は申し込んだ人が正社員であっても派遣社員でもアルバイト・パートでも同様の内容を審査します。また、融資希望額の金額でも審査内容が変わるということはありません。

派遣社員のキャッシングの審査内容

では、キャッシングの審査は具体的にどのようなことをするのでしょうか?

実はキャッシングの審査項目や審査基準などは、一切公開されていません。内容や基準は各金融機関によって決められていますが、誰も詳しいことを知ることはできないのです。

ただ、審査がどのような目的で行われるのか、そのために何を調べようとしているのかということは予想できます。

派遣社員のキャッシングの審査の目的

キャッシングの審査は貸したお金をきちんと返してくれるのかどうかを判断するために実施されます。これを「返済能力」と言いますが、たとえ本人が「絶対に返します」と言ってもそれをそのまま信じることはできません。さまざまな方法で返済能力を確認するのが審査です。

キャッシングの審査で確認すること

お金を貸した人が本当に返す能力があるのかどうかを判断するために、次のようなことを確認すると考えられます。

  1. 安定した収入があるかどうか
  2. 他社での借入が多くて返済に困ることがないかどうか
  3. 今までに返済が遅れたことはないか
  4. 今までに自己破産や任意整理などをしていないか

①は返済能力に直結する問題です。また、②も他社の借入が多いと返済に困る可能性があると判断されます。③と④はお金を貸す場合の信用度がかなり低く評価されます。

1度くらいの返済の遅れは、たまたま預金口座に残高がなかったとか返済日をうっかり忘れたのだろうと好意的に判断されますが、何度も返済が遅れる人はそれだけで信用度は低下しています。

④の自己破産や任意整理は7年~10年間程度はどこからも借りられないと言われています。

こういった事実がないかどうかを調査するために審査が実施されます。では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

派遣社員のキャッシング審査のポイントと注意点

上記でご説明したキャッシング審査の重要なポイントは、具体的にどのように調査されるのでしょうか。

派遣社員でも安定した収入があるかどうか

安定した収入があるかどうかはキャッシングの利用条件にもなっているほど重要な要素です。派遣社員は正社員のように継続的な雇用が約束されていないため、収入が不安定と見られがちです。

しかし、最近は終身雇用と言える時代ではないため、正社員でも不安定な部分があります。また、派遣社員は時給や日給で給与が支給されますが、若い正社員と比較すると年収は派遣社員の方が多いケースもあります。

そのため、一概に「派遣社員は不利」とは言い切れません。

派遣社員という雇用形態はキャッシング審査では不利?

一般に雇用形態では次の順で収入の安定度を評価する傾向があります。

  1. 公務員
  2. 正社員(大企業)
  3. 正社員(中小企業)
  4. 契約社員
  5. 派遣社員
  6. 自営業
  7. パート・アルバイト

もちろん、実際の収入には個人差がありますし、公務員でも多重債務に陥っていたり、何か問題があったりすると審査は通らなくなります。

審査ではそれ以外の要素も含めて総合的に評価されますが、上記のように派遣社員は公務員や正社員に比べると審査ではやや不利になると考えられます。

派遣社員としての勤続年数も重要なキャッシング審査のポイント

雇用形態では派遣社員はやや不利な立ち位置に見えますが、要は安定した収入があれば問題はないわけです。
そこで重要になるのが勤続年数です。

派遣社員はひとつの派遣先では最長3年間しか働けないというルールがあります。3年経過後は別の派遣先を紹介してもらうか、現在の派遣先に直接雇用してもらう、または部署を変えてもらうなどの道を選択することになります。

ただ、派遣社員は派遣先ではなく派遣元(派遣会社)に雇用されています。そのため、派遣先が変わったとしても勤続年数はそのままカウントすればいいので、申し込み時の勤続年数にも派遣会社に所属している年数を記入しましょう。

キャッシングの審査で収入証明書は必要?

消費者金融では、次の場合に収入証明書が必要になります。

  • キャッシングの融資希望額が50万円を超える場合
  • 希望融資額と他社(※)での借入額の合計が100万円を超える場合

(※:この場合の他社とは消費者金融やクレジットカードのキャッシングを指します。)

融資希望額が50万円以下なら収入証明書の提出は不要ですが、上記の場合や提出を求められた際は源泉徴収票や給与明細書、確定申告書などの写しを提出します。

派遣社員でもきちんと働いていれば収入面で審査に不利になることはないでしょう。

派遣社員は在籍確認の電話連絡をどう対処するか!?

安定した収入を得ているかどうかを判断する審査方法のひとつに「在籍確認」があります。これは勤務先に審査スタッフが個人名で電話をかけて、キャッシングを申し込んだ人がそこで本当に働いているかどうかを探るものです。

電話そのものはまるで知人か何かの営業のようなふりをしてかけてくるので、周囲に怪しまれることはほぼ皆無です。ただ、派遣社員の場合、勤務先は派遣元の会社(自分が登録している派遣会社)になります。申し込み時の勤務先もそのように記入します。
ところが派遣会社では多くの派遣社員を登録しているため、個々に対しての電話対応は断るケースが多いのです。

派遣会社が在籍確認の電話連絡に対応してくれないときはどうする?

派遣会社に登録すると自分の担当スタッフが付き、希望に合う派遣先を紹介してくれます。その担当スタッフなら自分のことをよくわかってくれていますが、派遣会社の電話窓口の人は個々の派遣社員の氏名まで把握していません。

中には登録だけして、実際は働いていないという派遣社員もいます。また、個人情報保護の観点からも、派遣社員に対しての外部からの問い合わせや電話の取次ぎなどは対応しないところが増えています。

結果的に派遣会社に在籍確認の電話をかけても、正確なことはわからないということになります。だからと言って派遣先に電話をされるのも困るという人が多いのではないでしょうか。

その場合はキャッシングを申し込んだ会社に、そのことを電話で伝えてみましょう。それぞれの状況に応じた対応を考えてくれます。

キャッシング審査における派遣社員の信用度とは?

キャッシングの審査では「信用度」はとても重要な要素です。信用度を測るポイントは、上にも書いた通り「他社の借入状況」「返済の履歴」「金融トラブルの有無」などです。

信用情報機関に問い合わせて審査

これらの信用度を調べるために、キャッシングの審査では必ず信用情報機関に登録内容を問い合わせています。信用情報機関では次のような内容が登録されています。

本人を特定する情報 氏名(フリガナ)、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、運転免許証の番号、勤務先など
契約内容 契約先(借入先)、契約日、契約内容(商品名や契約金額など)
利用内容 借りた日、借入金額など
返済状況 返済先、返済日、返済金額、残高、返済の延滞情報、完済日
金融トラブル 債務整理(自己破産、任意整理、個人再生など)の有無と実施年月日
申し込み情報 いつ、どこの金融機関にキャッシングやローンを申し込んだか、申し込み商品など

消費者金融でも銀行カードローンでも、キャッシングの申し込みをすると必ず上記の内容を調査します。申し込み時に他社の借入件数や金額をごまかして書いてもバレてしまうので注意しましょう。

派遣社員がキャッシングの審査に通るコツ

派遣社員だからという理由だけでキャッシングの審査が不利になるというわけではありません。ただ、正社員と比べると審査は慎重になる可能性があります。

そこで、少しでも審査に通りやすくするコツをご紹介します。

在籍確認の電話連絡に対して派遣会社対策を取る

大手派遣会社ほど在籍確認の電話は難しくなります。相当数の派遣社員が登録しているため、個々への問い合わせや電話をつなぐということができないからです。

かと言って派遣先で働く派遣社員に外部から電話があるのは不自然です。その場合は遠慮せずにキャッシングを申し込んだ会社に相談してみましょう。

収入証明書を提出したり、派遣会社の担当スタッフさんに電話をかけてもらったり……といった提案をしてもらえるでしょう。なお、派遣会社の担当スタッフには「クレジットカードを作ったら、勤務先に電話をかけたいと言っています。どこにかけてもらえばいいでしょうか?」などと聞いておくと安心です。

キャッシング審査で問われる信用度を上げる

キャッシングの審査では借入件数や残高は重要な要素になります。これらは少しでも少ないのが理想です。そこでできる対策として、使っていないクレジットカードがあれば解約しておきましょう。

特にキャッシング機能が付いているクレジットカードは実際は使っていなくても、「借入件数1」とカウントされてしまいます。
ショッピング機能だけのカードはそのままでも問題がありませんが、もしキャッシングができるクレジットカードがあれば事前に解約すると安心です。

もちろん借入残高があれば早めに完済しておきましょう。

キャッシングやクレジットカードで返済実績を積み上げる

キャッシングやクレジットカードの利用がまったく0というクレジットヒストリーが何もない人も、実は審査では不利になると言われています。

「本当にきちんと返済する人なのか」が読めないからです。逆に少し借入があっても、毎月遅れることなく返済していれば、安心材料として信用度は高くなります。

もし今までにキャッシングやクレジットカードの利用をしたことがない人は、プロバイダー料や携帯電話の支払いなどをクレジットカード払いに切り替えてみましょう。そして、毎月遅れることなく支払っていけば、クレジットヒストリーには良い記録が残っていき、信用度が高まります。

複数のキャッシングに連続して申し込まない

上でも触れた通り、信用情報機関には現在や過去のキャッシングの利用状況が登録されていますが、それ以外にも申し込み状況も登録されています。

お金が必要だから……と焦っていくつもの会社にキャッシングを申し込むと、それらが信用情報機関に登録され、審査時に「お金に困っているのか?」と判断される可能性があります。

どこのキャッシングが審査に通りやすいかといったことはわからないので、あちこちに申し込みたい気持ちはわかりますが、これは自分の評価を下げるだけなので控えておきましょう。

結論!派遣社員のキャッシング審査は正社員より不利ではない

ここまででご説明した通り、派遣社員だからという理由だけでキャッシング審査が正社員と比較して大きく不利になるということはありません。

あくまでも個々の信用度が重要になるのです。

信用度に問題がなければ派遣社員でもキャッシング審査には通る

他社の借入状況やクレジットヒストリーなど信用度に大きな問題がなく、現在派遣社員としてまじめに働いている人ならば、キャッシングの審査には通ると考えられます。

もし不安ならば、融資希望額を必要最低限の額にして申し込んでみましょう。そして利用実績や返済実績を積んでから増額融資を申し込むという方法があります。

上手に活用してくださいね。

【厳選】カードローンおすすめ解説記事

※当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、事業者(アコム/プロミス/アイフルなど)から委託を受け広告収益を得て運営しております