カードローンは大手まどロ!選ぶなら消費者金融?それとも銀行カードローン?
初めてのキャッシングは不安がいっぱい!借り入れ審査の厳しさ・甘さは、借りる人の申し込み条件や職業によって異なります。審査の内容や注意点、初めての人におすすめのキャッシング、初心者のための審査と借入を解説します。
「なるべくお金は借りたくない」という人でも、いざとなったときにカードローンは心強い味方です。自動車ローンや教育ローンのような目的ローンよりも金利は高いですが、今は以前のような無茶な高金利で貸すことはありません。
また、申し込みもわかりやすくなっています。このページでは初めてキャッシングを利用する人のために、申し込みから審査、借入までの流れやおすすめのキャッシングについてご説明しています。ぜひ参考にしてくださいね。
カードローンは大手まどロ!カードローンの申し込みから審査、借入までの流れ
キャッシングの申し込みから借入までをざっくりと説明すると、次のような流れになります。
- 申し込み
↓ - 審査が始まる
↓ - 本人確認書類を提出
↓ - 在籍確認の電話が入る
↓ - 審査結果が届く
↓ - 契約をする
↓ - カードを受け取る(自動契約機または郵送)
↓ - お金を借りる(振り込みまたはATMでカードを使って借りる)
初めてのキャッシングの申し込み方法はネットがおすすめ
キャッシングの申し込み方法には5つの方法があります。
- ネット(パソコン、スマホ、ケータイ、タブレット端末:WEB完結)
- 電話
- 郵送
- 店頭
- 自動契約機
金融機関によっては店頭申し込みがないところや自動契約機がないところ、ネット申し込みのみというところもありますが、ほぼどこの金融機関でもインターネットでの申し込みを受け付けています。
インターネットによるWEB完結なら場所や時間を選ばず、いつでもどこでも申し込みができるのでおすすめです。
初めてだと戸惑うキャッシングの借入審査とは
キャッシングを申し込むと、審査が実施されます。これは「この人に貸しても大丈夫か、きちんと返済してくれるかどうか」を確かめるためのものです。
審査の具体的な内容や審査基準は一般に公開されていません。そのため、どんな内容かはわかりませんが、申し込み時に記入した内容と信用情報機関の登録内容を元に審査を行います。
申し込み時には、次のような内容を記入します。
内容 | 具体的な記入項目 | 確認方法 |
---|---|---|
本人の情報 | 氏名(フリガナ)、性別、生年月日、住所、電話番号、家族(独身・既婚、子どもの有無など) | 本人確認書類の提出 (運転免許証、パスポート、個人番号カード、健康保険証など) |
住まいの情報 | ・持家か賃貸か ・一戸建て・マンション・アパート、社宅・寮など ・自己所有か家族所有か ・居住年数 ・住宅ローン・家賃の自己負担額 など |
特になし |
勤務先情報 | ・勤務先名、所在地、電話番号、業種、職種、従業員数 ・雇用形態(正社員・派遣社員・契約社員・アルバイト・パート・自営業) ・給与形態(固定給・一部歩合制・完全歩合制) ・勤続年数 ・年収 |
・在籍確認 ・必要な場合は収入証明書類を提出 |
他社借入情報 | ・他社の借入件数 ・残高 |
信用情報機関に照会 |
希望融資額 | 希望する額を記入 |
この中で本人確認書類は必ず提出します。また、在籍確認、信用情報機関への照会も必ず実施されます。収入証明書類は必要な場合に提出します。
在籍確認は必ず実施
在籍確認とはキャッシングの審査担当者が個人名(銀行カードローンの場合は銀行名)で職場に電話をかけることを言います。
電話口では「〇〇さん(キャッシングを申し込んだ人の名前)はいらっしゃいますか?」と聞くだけで、キャッシングのことや審査のことなどは一切触れないようになっています。
それでも初めてキャッシングを利用する人にとって、在籍確認はとても不安に感じるかも知れません。ただ、電話そのものはすぐに終わるので心配はいりません。
キャッシング審査における信用情報機関への照会とは
キャッシングの審査では、必ず信用情報機関に登録内容の問い合わせをしています。ここには今までにクレジットカードやキャッシング、各種ローンなどを利用した履歴が一定期間登録されています。
主な登録内容は下記の通りです。
登録内容 | 具体的な内容 | 登録期間 |
---|---|---|
本人を特定する情報 | 氏名(フリガナ)、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先名、運転免許証の記号番号など | 下記の登録情報登録されている間 |
契約内容 | 契約した会社(銀行)名、商品名、契約日、契約金額など | 完済から5年間 |
返済情報 | 返済商品(返済先)、返済日、返済金額、延滞情報、残高、完済日 | 完済から5年間 |
金融事故情報 | 債務整理(自己破産、任意整理、個人再生など)の有無とその年月日 | 5年~10年間 |
申し込み情報 | 申し込み先、申し込み商品、申し込み年月日 | 申し込みから6ヶ月間 |
初めての人がキャッシングの審査に通るには
生まれて初めてキャッシングを利用する人というのは、信用情報機関に何も登録されていない状態です。キャッシングなどの利用履歴のことを「クレジットヒストリー」と言いますが、過去にまったく利用がない人はクレジットヒストリーがまっさらな状態です。
それ自体は悪いことではないのですが、キャッシングの審査をする側としては利用や返済の実績がないために「この人は借りたお金をきちんと返済できる人だろうか」と判断に悩んでしまいます。
クレジットヒストリーにいい実績を残す
そこで審査で高評価を得るためには、何度かクレジットカードを利用してきちんと返済するという実績を残すことをおすすめします。
クレジットカードの利用はキャッシングでなくてもかまいません。携帯電話の通信料の支払いや電気代の支払いなどをクレジット払いにすればOKです。
いい実績があればキャッシングの審査はより通りやすくなるでしょう。
キャッシングが初めての場合、借入は消費者金融?銀行カードローン?
キャッシングには消費者金融と銀行カードローンがあります。初めての人はどちらがいいのでしょうか?
初めての人はキャッシングの借入審査に通りやすい
初めてキャッシングを利用するという人は、他社の借入がないのですから審査は通りやすいと考えられます。そのため、消費者金融、銀行カードローンのどちらも審査は問題ないでしょう。
利用する際には、それぞれのメリットとデメリットを知っておきましょう。
消費者金融と銀行カードローンのメリット・デメリット
下記のように消費者金融は銀行カードローンよりも金利は高いですが、無利息期間や即日融資の対応があります。(大手消費者金融カードローンの中でSMBCモビットは無利息期間がありません。)
消費者金融 | 銀行カードローン | |
金利 | 高い | 低い |
融資可能額 | 年収の3分の1まで | 審査の結果で決まる |
審査 | 通りやすい | やや厳しい |
在籍確認 | ある | ある |
即日融資 | 可能 | 条件によって可能 |
無利息期間 | ある | なし |
それぞれの特徴を理解した上で自分が使いやすいところを選びましょう。
初めての人のキャッシング選びのポイント
上のように消費者金融、銀行カードローンそれぞれにメリット・デメリットがあります。初めての人がキャッシングするなら、自分が何を優先するかで考えてみましょう。
初めて申し込むキャッシング選びの比較ポイント
初めての場合は何を基準に選べばいいのかわからないかも知れません。次のポイントで比較してみましょう。
今すぐ借りたい | 消費者金融の方がおすすめ |
---|---|
金利を抑えたい | 複数の銀行カードローンを比較 |
WEBだけで申し込みたい | SMBCモビット(消費者金融カードローン)、三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローンなど |
コンビニのATMで手軽に借りたい | 消費者金融・銀行カードローン (設置場所や手数料などを事前に比較すること) |
手持ちの銀行キャッシュカードでキャッシングしたい | 三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローンなど |
(それぞれに利用条件があります。)
初めてで借入審査の在籍確認の電話連絡が不安ならSMBCモビット
キャッシングの借入審査では、上でもご説明した通り在籍確認があります。初めてのキャッシングで在籍確認の電話連絡が不安だという人は、SMBCモビットのWEB完結申し込みがおすすめです。
次のような条件がありますが、これらに該当すれば職場への電話連絡なしでキャッシングが利用できます。
SMBCモビットのWEB完結申し込みの利用条件
かなり細かい条件があります。これらすべてに該当すれば利用できます。
- 三井住友銀行または三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行に普通預金口座があり、その口座をSMBCモビットの借入や返済に利用すること
- 本人確認書類として「運転免許証」または「パスポート」のいずれかの写しを提出すること
- 収入証明書類として「源泉徴収票」「税額通知書」「所得証明書」「確定申告書」「給与明細書(直近2ヶ月分)」のいずれかの写しを提出できること
- 勤務先の確認として「健康保険証(社会保険)」と「給与明細書」の写しを提出できること
なお、SMBCモビットのWEB完結はローンカードの発行がありません。融資は振り込み対応のみなので、その点もよく注意しましょう。
初めて申し込む専業主婦なら銀行カードローンの中から選ぼう
専業主婦は消費者金融でキャッシングが利用できません。しかし、一部の銀行カードローンの中には、専業主婦でも利用OKのところがあります。
大手銀行カードローンの中で専業主婦が利用できるのは、下記のところです。
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」、みずほ銀行カードローン……30万円まで
- ソニー銀行カードローン、楽天銀行スーパーローン、イオン銀行カードローン……50万円まで
特に配偶者の同意や配偶者の審査などはないので、安心して利用できます。
初めての方には無利息期間があるキャッシングサービス
キャッシングの中には、一定期間無利息で利用できるものがあります。これらはその会社を初めて利用する人が対象なので、キャッシング初心者にはピッタリです。
借り入れ先 | 無利息期間 |
---|---|
アイフル | 契約の翌日から30日間 |
アコム | 契約の翌日から30日間 |
プロミス | 利用の翌日から30日間 |
今すぐ借りないけれどキャッシング枠だけ作っておきたいという人は、プロミスがいいでしょう。プロミスは利用の翌日から30日間が無利息になります。
それぞれの特徴をよく理解して、上手に利用しましょう。