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女性と男性でキャッシングの審査に違いはある?性別は関係なし?

借入までの審査 2021/10/29 3604view

女性と男性ではキャッシングの審査結果は変わるのでしょうか?性別では消費者金融も銀行カードローンも審査基準は変わりません。レディースローンも同じです。キャッシング審査と性別の関係を解説します。

男女

働き方や生き方が多様化している現代社会では、さまざまな場面で「女性だから」「男性だから」と性別で区別されることは少なくなりました。

キャッシングの審査はどうでしょうか?女性と男性ではキャッシングの審査に違いがあるのかどうか、詳しくご説明します。

キャッシングの申し込みで女性・男性と性別を聞くのはナゼ?

結論から言うと、キャッシングの審査で男性か女性かということはほとんど関係がありません。では、申し込み時に性別を聞くのはどうしてでしょうか?

まずは申し込み時の記入内容から見ていきましょう。

男性と女性共通のキャッシングの申し込み内容

キャッシングの申し込み画面では、次の項目を記入するようになっています。(金融機関によって多少内容は異なります。)

具体的な記入内容 記入する目的
本人の情報 ●氏名(フリガナ)、性別、生年月日、メールアドレス、電話番号など ●本人を特定するため
●他人のなりしましを防ぐため
住居の情報 ●住所、郵便番号
●持家か賃貸か、自己所有か家族所有か
●賃貸の場合(借家、マンション、アパート、公営住宅、社宅、寮など)
●入居年月
●住宅ローン(または家賃)の本人負担など
●万が一返済が遅れた場合の連絡先として
●住宅ローンや家賃の本人負担がある場合、キャッシングの返済に支障がないかどうか判断するため
勤務先の情報 ●勤務先名、所在地、電話番号、業種、職種
●雇用形態(正社員、派遣社員、契約社員、パート・アルバイト、出向、自営業など)
●給与形態(固定給、一部歩合制、完全歩合制)、勤続年数、前縁の年収、給料日など
●安定した定期的収入があるかどうかを判断するため
●消費者金融の場合、総量規制の上限額を判断するため
他社の借入情報 他社の借入件数と残高 ●総量規制の上限額を判断するため
●他社借入分と合わせて返済が可能かどうか判断するため

キャッシング申し込みで性別を聞く理由

キャッシングの申し込み時に性別を聞く理由としては、次の点が考えられます。

  • 同姓同名の人がいる場合、本人を特定するため
  • 信用情報機関に照会する際に本人を特定するため
  • 他人のなりすましを防ぐため

特に男性にも女性にもありそうな名前の場合は、性別や生年月日が本人かどうかを判断するカギになります。例えば次のような名前の場合、名前だけでは男女の判断ができない可能性があります。

  • 光(ひかる、ひかり)
  • 心(こころ、しん)
  • 優(まさる、ゆう、ひろ、すぐる)
  • 裕(ゆう、ひろ、ひろし)
  • 悠(ゆう、はるか)
  • 陽(よう、はる)
  • 歩(あゆみ、あゆむ)
  • あおい(葵、蒼)
  • のぞみ(希、望)
  • じゅん(順、純、淳)
  • あきら
  • みのり

こういった名前はたとえフリガナがついていても、男性か女性かわかりません。キャッシングの契約はとても大切なものだけに、同姓同名の他人としっかり区別するために、フリガナ、性別、生年月日などを記入するようになっています。

本人確認は書類と電話で実施

本人確認は申し込み時の記入内容だけでなく、本人確認書類(運転免許証や個人番号カード、パスポート、健康保険証など)を提出して実施されます。

さらに場合によっては本人に電話をかけて確認することもあります。
それほどに本人確認や本人の特定は重要なことなのです。

キャッシングの本人確認は男性も女性も信用情報機関の照会時に必要

キャッシングの審査では必ず信用情報機関に登録内容を照会しています。

信用情報機関はこの3つ

信用情報機関には、次の3つがあります。

  • JICC(日本信用情報機構)……消費者金融、信販会社、流通系カード会社などが加盟
  • CIC……クレジットカード会社、信販会社などが加盟
  • 全国銀行個人信用情報センター……銀行、信用金庫などが加盟

それぞれの金融機関でキャッシングやローンなどを利用したことがあれば、その情報が上記の信用情報機関に数年間登録されています。そして、キャッシングの審査時に内容を照会して審査の参考にしています。

信用情報機関に登録されている内容

下記の情報が登録されています。金融機関はキャッシングやローンなどの審査時に見ていますし、自分でも自分自身の登録内容を照会することができます。

本人に関する情報 氏名(フリガナ)、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、運転免許証番号など
借入状況 現在と過去数年間の借入状況(消費者金融・クレジットカードのキャッシング、銀行カードローン、各種ローン(住宅ローン、マイカーローン、教育ローン、リフォームローンなど)と契約年月日、契約金額、商品名など
返済状況 減債と過去数年間の返済先、返済年月日、返済金額、残高、返済遅延情報など
金融事故情報/th>

債務整理(自己破産、任意整理、個人再生など)があるかどうか、ある場合はその年月日

これらの内容照会をするには、本人を特定しないといけません。この場合も同姓同名の人がいるかも知れないからです。そこで性別や生年月日、本人確認書類が判別のカギになります。

申し込み時に性別を聞くのは本人特定が目的

ここまででご説明した通り、申し込み時に性別を聞くのは他人と間違えないためが大きな目的です。それ以外の理由、たとえば男性だから審査が有利で女性が不利といったことはありません。

キャッシングの審査で男性と女性で融資額が変わる?

では男性と女性ではキャッシングの融資額が変わるのでしょうか?

キャッシングの融資額を左右する要件に男性女性の性別はある?

キャッシングの融資額は審査の結果で決まりますが、融資額を左右するのは性別ではなく次の点がポイントになります。

  • 年収
  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 給与形態
  • 他社の借入状況
  • 信用度(与信)

ただし、それぞれに関しての基準は公開されていないため、わかりません。各金融機関内で独自の基準を設けていると思われますが、何かひとつの要件で融資を決定するのではなく、総合的な判断をしています。

消費者金融は総量規制がある

消費者金融は貸金業法で「融資は年収の3分の1まで」と決められています。これを「総量規制」と言います。もしすでに他社(消費者金融・クレジットカードのキャッシング)で借りていたら、その金額も含まれます。

そのために申し込み時には年収や他社借入金額を聞くようになっています。

雇用形態や給与形態が審査に与える影響

なお、申し込み時の勤務先情報では雇用形態(正社員、派遣社員、契約社員、パート・アルバイト、出向、自営業など)や給与形態(固定給、一部歩合制、完全歩合制)を記入するようになっています。

しかし、これも審査の参考にはされますが、これだけで審査結果が決まるわけではありません。正社員はパート・アルバイトよりも収入が多く、雇用が安定していると判断されます。しかし、年齢の割に勤続年数が短い人は「仕事が長続きしないのかも」と判断されて不利になる可能性があります。

同様に営業職で年収が多い人でも完全歩合制の場合は収入が不安定になりがちです。それが審査に影響を与えることもあるでしょう。

このようにキャッシングの審査はさまざまな要件が絡み合っています。決して性別だけで判断されるものではありません。

キャッシングの審査は女性・男性ではなく、その人の状況が重要

最近は結婚しても女性がバリバリと働き、男性が主夫をするというケースがあります。また、男性でも育児休暇や介護休暇を取れる時代です。

そのため、一概に女性の方が収入が不安定とか、少ないということはありません。

銀行カードローンなら専業主婦(主夫)でも利用可能

一部の銀行カードローンでは専業主婦(主夫)でも利用が可能です。男性でも家事や育児に専念している主夫で、奥様がバリバリ働いている場合は「専業主婦(主夫)が利用可能」な銀行カードローンを選ぶといいでしょう。

なお、当サイトでおすすめしている銀行カードローンは以下の通りです。

銀行カードローン名 融資額の上限
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
30万円
みずほ銀行カードローン 30万円
ソニー銀行カードローン 50万円
楽天銀行スーパーローン 50万円
イオン銀行カードローン 50万円

いずれも配偶者の同意や在籍確認・収入確認などは不要で利用できます。

女性向けのレディースローンも審査や内容は男性のキャッシングと同じ

ネットを見ていると「レディースローン」「女性専用ローン」などの宣伝を見かけることがあります。こういったものを見ると、なんだか女性ばかりが優遇されていると思う男性がいらっしゃるかも知れませんね。

しかし、実質の中身は一般のキャッシング(カードローン)と同じです。

なぜ女性向けのキャッシングサービス「レディースローン」があるのか?

では、なぜわざわざ「レディースローン」や「女性専用ローン」があるのでしょうか?

やはりキャッシングというと「借金」というイメージがあり、女性にはハードルが高く感じられるからだと思われます。

レディースローンは女性オペレーターが対応

レディースローンや女性専用ローンは、質問や申し込みなどの電話対応はすべて女性オペレーターが行っています。同じ内容のやり取りをするにしても、男性が電話に出ると緊張してしまいます。また、委縮して聞きたいことが聞けなくなるとか、「キャッシングは怖い」というイメージを持つこともあるでしょう。

そういったことを避けて、女性でも利用しやすいように女性専用の電話対応をするようにしているのです。

ただ、申し込みは電話よりもネットからの方がカンタンです。時間もかからないので、ネットでの申し込みをおススメします。

女性向けのレディースローンでもキャッシングの審査は同じ

レディースローンや女性専用ローンでも、特に何か優遇されているというわけではありません。金利も審査も一般のキャッシングと同じように実施されます。

女性だから職場への在籍確認がないというわけではありません。過度な期待を抱かないようにしましょう。

また、女性だから不利ということもありません。安心して利用してください。

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