主婦はレディースローンがおすすめ？消費者金融のカードローンとの違いを検証

女性オペレーターが対応してくれるレディースローン。レディースキャッシングとも言われて主婦に人気のキャッシングサービスです。無収入の専業主婦なら銀行カードローンもおすすめです。メリットや特徴を踏まえてご説明します。

家計を預かる主婦は、毎日家計簿や電卓で計算しながら節約に励んでいるという方が多いのではないでしょうか。どれだけ頑張っても、「急な出費でピンチ！」ということはあるものです。

そんなときはカードローンが便利です。どこがいいか探してみたら「レディースローン」を発見！レディースローンは一般のカードローンとどう違うのでしょうか？

主婦が借りるなら、レディースローン？一般のカードローン？それぞれの違いを探ってみます。

女性が借りる「レディースローン」とは？

「レディースローン」とは、女性専用のキャッシングやカードローンのことを指します。「レディースキャッシング」などの別名で呼ばれることもあります。

消費者金融や銀行カードローンの中には、このような女性専用のレディースローンを設けているところがあります。

まずはその内容を見てみましょう。

消費者金融のレディースローン

大手消費者金融の中でレディースローンがあるのは次の2社です。

• プロミス「レディースキャッシング」
• アイフル「SuLaLi」

プロミスの「レディースキャッシング」とは

プロミスのレディースキャッシングの内容と同社のカードローンの内容を比較してみます。

	レディースキャッシング	一般のカードローン
利用条件	18歳以上74歳以下で本人に安定した収入があること （高校生・定時制高校生・高等専門学校生・専業主婦は不可） ※申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類の提出が必須 ※高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）は申込不可 ※収入が年金のみの方は申込不可	20歳～74歳で本人に安定した収入があること （専業主婦は不可）
融資限度額	500万円	500万円
金利	4.5％～17.8％	4.5％～17.8％
使い道	生計費（生活費、レジャー資金、教育資金など）に限ります。	生計費（生活費、レジャー資金、教育資金など）に限ります。
30日間の無利息期間	あり	あり
特徴	女性専用ダイヤルで女性オペレーターが対応	女性専用ダイヤルはない

このようにプロミスのレディースキャッシングは女性専用ダイヤルがあるかどうかの違いだけで、他の内容はプロミスの一般カードローンと同じです。

アイフル「SuLaLi」とは

アイフルの「SuLaLi」とアイフル一般カードローンを比較してみます。

	「SuLaLi」	一般のカードローン
利用条件	20歳以上で本人に安定した収入があること （専業主婦は不可） 他社の借り入れがないこと	20歳～69歳で本人に安定した収入があること （専業主婦は不可）
融資限度額	10万円	500万円
金利	18.0％	4.5％～18.0％
使い道	自由	自由
30日間の無利息期間	あり （アイフルを初めて利用する人のみ）	あり（アイフルを初めて利用する人のみ）
特徴	・女性専用ダイヤルで女性オペレーターが対応 ・おしゃれなカードを発行 ・顔写真付きの本人確認書類を送付し、自分の顔写真を自撮りして提出すること ・WEB完結で申し込み	・女性専用ダイヤルはない ・顔写真付きの本人確認書類が必要だが、自撮り写真の提出は不要

このようにアイフルの「SuLaLi」は利用限度額が10万円とかなり少額です。
しかも、他社での借り入れがないことが条件になっています。キャッシングやカードローンが初めての女性でお金を借りるのが不安という方が、手元のお金が少しピンチというときに借りるといいでしょう。

ただし、「SuLaLi」も消費者金融の商品なので、専業主婦は利用できません。

銀行カードローンのレディースローン

銀行カードローンにもレディースローンを提供しているところがあります。

• 楽天銀行カードローン「専業主婦用の申し込み窓口」
• イオン銀行女性向けカードローン

楽天銀行カードローンの専業主婦専用窓口とは

楽天銀行カードローンと同行のカードローンを比較してみます。

	専業主婦専用	一般のカードローン
利用条件	20歳以上～60歳以下 専業主婦	20歳～62歳以下 （専業主婦は利用限度額が50万円まで）
融資限度額	50万円	800万円
金利	14.5％	1.9％～14.5％
使い道	自由（事業性資金は除く）	自由（事業性資金は除く）
特徴	在籍確認なし 配偶者の同意なし	在籍確認あり （専業主婦はなし）

専業主婦は融資限度額が50万円までです。また、どこにも働いていないので、在籍確認はありません。

イオン銀行女性向けカードローンの内容

イオン銀行の女性向けカードローンの内容を、イオン銀行の一般向けカードローンと比較してみます。

	女性向けカードローン	一般のカードローン
利用条件	20歳以上～65歳未満 （専業主婦も可能）	20歳以上～65歳未満 （専業主婦も可能）
融資限度額	800万円 （専業主婦は50万円）	800万円 （専業主婦は50万円）
金利	3.8％～13.8％	3.8％～13.8％
使い道	自由 （事業性資金は除く）	自由 （事業性資金は除く）

イオン銀行カードローンは女性向けカードローンも一般向けカードローンも同じ内容です。ただ、専業主婦の場合は上限が50万円になっています。

また、イオン銀行カードローンは運転免許証を持っていることが条件になります。

主婦のキャッシングはレディースローンにこだわる必要なし

ここまでご説明してきたように、アイフルの「SuLaLi」以外はレディースローンという名称になっていても、内容は一般のカードローンとほとんど変わりません。

レディースローンは女性に優しい配慮が特徴

特徴は女性が利用しやすいように女性専用ダイヤルを設けたり、申し込み画面を女性向けのデザインにするなどの配慮をしています。
そのため、女性だからとか主婦だからという理由で特にレディースローンにこだわる必要はないと言えるでしょう。

アイフルの「SuLaLi」がおすすめなのはこのタイプ

アイフルの「SuLaLi」は融資可能額の上限が10万円までで、他社の借り入れがない人、自撮りの顔写真を提出することなど、制約が多いため若干使いにくいというデメリットがあります。

それを踏まえて、アイフルの「SuLaLi」がおすすめなのは次のようなタイプです。

• キャッシングやカードローンがまったく初めて
• 金融機関に電話するのは緊張する
• 借り過ぎないか心配

このようなタイプの人には、限度額が10万円で女性専用オペレーターが相談に乗ってくれるアイフルの「SuLaLi」がぴったりです。相談や質問がなければ電話をする必要はなく、WEBですべて完結してしまいます。

しかも、アイフルを初めて利用する人は契約の翌日から30日間は無利息になります。本当に手元のお金がちょっと足りないというときに助かります。

ただし、専業主婦は利用できないので注意しましょう。

特にレディースローンがなくても問題なし

アイフル、プロミス、楽天銀行、イオン銀行のレディースローンをご紹介しましたが、アイフルの「SuLaLi」以外は一般のカードローンと内容は変わりません。

そこの銀行口座を持っているとか、自動契約機が近くにあるといった利便性でカードローンを選ぶといいでしょう。

専業主婦は利用できるところが限られている

専業主婦の場合は消費者金融は利用できません。銀行カードローンでも利用できないところがあるので注意しましょう。

専業主婦が利用できるカードローン

次の銀行カードローンでは専業主婦でも利用できます。

銀行名	融資限度額
三菱ＵＦＪ銀行	30万円
みずほ銀行	30万円
ソニー銀行	50万円
楽天銀行	50万円
イオン銀行	50万円

このように融資できる額は30万円～50万円までとなっています。

主婦が短期間だけ借りるなら無利息期間がおすすめ

主婦が借りるからと言ってレディースローンにこだわらずに、カードローン全体の中で自分が使いやすいものを選びましょう。

特に「次の給料日まで借りたい」という短期間だけ借りる場合は、無利息期間があるカードローンがおすすめです。

キャッシングの無利息期間とは

無利息期間とは規定の条件を満たせば、一定期間は利息がつかないカードローンのことです。

条件は金融機関によって異なりますが、その会社のカードローンを初めて利用する人を対象にしています。それ以外にメールアドレスを登録するなどの細かい条件があります。

無利息期間があるのはこのカードローン会社

当サイトでご紹介しているおすすめカードローンの中で無利息期間があるのは、次の4つです。

• プロミス（利用の翌日から30日間は無利息）
• アイフル（契約の翌日から30日間は無利息）
• アコム（契約の翌日から30日間は無利息）

毎月少し足りないならキャッシングがおすすめ

毎月給料日前になると2～3万円足りなくなるという人はキャッシングがおすすめです。

また、冠婚葬祭など急な出費で10万円など急にお金が必要になったときは上の4社ならどこも30日間は無利息で借りられます。ただし、プロミスは初めての利用日の翌日から30日間、それ以外は契約日の翌日から30日間が無利息です。

無利息期間がいつからいつまでなのかをよく考えて利用しましょう。

なお、無利息期間がある金融機関はいずれも専業主婦は利用できません。パート、アルバイトでもいいので自分で働いて収入を得ていることが条件になります。

上手に活用してみましょう。