キャッシングが初めてでも今すぐ30万円借りることは可能?
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初めてキャッシングを利用する人にとって、申し込みや審査は不安がいっぱいだと思います。特に「いくら借りられるのだろう?」と心配なのではないでしょうか?
このページでは初めてキャッシングを利用される人が、例えば30万円の融資は可能かどうかといった融資額や申し込み、審査について、消費者金融と銀行カードローンを例にご説明しています。
初めてで30万円借りたいならどこがおススメ?
キャッシングが利用できる金融機関は「消費者金融」と「銀行カードローン」「クレジットカードのキャッシング機能」があります。
クレジットカードは申し込みからカード発行、利用までに日数がかかるのでここでは説明を省き、消費者金融と銀行カードローンについて見ていきます。
初めてのキャッシングは申し込み条件をチェック
まず自分がその金融機関でキャッシングが利用できるかどうか、申し込み条件をチェックしてみましょう。
借り入れ先 | 申し込み条件 |
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消費者金融 | ●成人以上69歳以下 ●安定した定期収入があること ●会社の基準を満たすこと |
銀行カードローン | ●20歳以上であること (年齢の上限は銀行によって異なる) ●安定した収入があること ●日本国内に居住していること ●保証会社の保証を受けられること |
20歳未満はキャッシングは利用できないので要注意
消費者金融も銀行カードローンも、たとえ働いていて収入がある人でも20歳未満はキャッシングは利用できません。
初めてキャッシングを検討している人で、まだ20歳になっていない場合はどこも申し込みができませんので注意してください。
学生や専業主婦はキャッシングできる?
20歳以上であれば学生や専業主婦はキャッシングができるのでしょうか?
これは金融機関によって異なります。
消費者金融 | 20歳以上でアルバイトなどで収入を得ていれば学生でも可能だが収入がない専業主婦はダメ |
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銀行カードローン | 20歳以上で配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも可能(一部の銀行に限る)。20歳以上でアルバイトをしていても学生は不可という銀行もあります。 |
消費者金融は自分で働いて収入を得ていることが条件ですが、銀行カードローンは専業主婦でも借りられるところがあります。
これらのことを考えて、自分の状況(年齢や職業など)で利用できるところを考えてみましょう。
初めてキャッシングを利用する人にとって30万円は可能な額?
初めてキャッシングを申し込む人にとって、30万円という額は融資可能なラインでしょうか?
消費者金融は年収の3分の1が上限
消費者金融で借りる場合、貸金業法という法律の中で「総量規制」というルールがあります。これはかつて問題になった多重債務者を減らすことが目的で作られました。
年収に見合わないほどの高額な融資や複数の会社からの借入を防ぐためで、対象となるのは消費者金融とクレジットカードのキャッシングです。これらを合計して年収の3分の1を超える額は借りられないということになっています。
初めてキャッシングをする人でも、すでにどこかで借りている人でも同じです。
年収が120万円の人なら3分の1の40万円まで、年収が90万円の人なら30万円までは融資が可能ということになります。
銀行カードローンは専業主婦でも30万円が可能
一方、銀行カードローンには総量規制はありません。そのため、審査に通れば年収の3分の1以上でも借りることができます。ちなみに銀行カードローンでは自分自身に収入がない専業主婦でも、下記の表の限度額までは融資をしています。
銀行カードローンで専業主婦が借りられる額
以下の銀行カードロ-ンでは専業主婦でも融資をしています。
イオン銀行カードローン | 50万円 |
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みずほ銀行カードローン | 30万円 |
ソニー銀行カードローン | 50万円 |
専業主婦が銀行カードローンを借りる場合は、配偶者に安定した収入があることが条件になっています。ただ、配偶者の勤務先に電話をしたり、年収を調べたりすることはありません。(申し込み時に自己申告で記入します。)
これは配偶者の信頼度があるからです。主婦が働かずに生活できているということは、配偶者にそれなりの収入があると判断されるからだと言えます。
専業主婦でも30万円~50万円までは融資が可能なので、キャッシングが初めてという人でも30万円は可能だと考えられます。(実際の融資額は審査の結果で決まります。)
初めてのキャッシングは消費者金融か銀行カードローンかどちらがいい?
ここまででご説明してきたことを考えると、消費者金融は年収の3分の1までというルールがあります。もし、30万円を希望する場合、年収が90万円以下の場合は30万円のキャッシングは難しいと言えます。
その場合は銀行カードローンの方がいいでしょう。
また、消費者金融は金利が高いというデメリットがあります。銀行カードローンは金利が低いのも魅力のひとつです。しかし、銀行カードローンは審査に時間がかかることがあるので、急ぐ場合は消費者金融も検討してみましょう。
初めてのキャッシングで30万は審査に通る?
キャッシングを初めて申し込む人にとって、審査はドキドキするのではないでしょうか。
しかし、過去にキャッシングを利用したことがない場合は、大きな問題はないのですぐに審査結果が出るはずです。
キャッシングの審査はどんなことをするの
各金融機関で審査を実施しますが、審査内容や項目、審査基準などはどこも一切公表していません。
また、何かひとつの条件(年収や勤続年数など)だけがクリアしていればそれでOKというものでもないのです。キャッシングの審査はさまざまな要素を調べて、総合的に融資が可能かどうかを判断します。
キャッシングが初めての人が知っておきたい審査の内容
キャッシングの申し込み時には、さまざまな内容を記入します。それらが審査の対象となっています。
本人情報 | 氏名、性別、生年月日、家族(独身か既婚か、子どもの有無、扶養家族の有無)など |
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住まいに関する情報 | 郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、住まいの状況(本人所有の持家、家族所有の持家、賃貸、社宅・寮、アパートなど)、居住年数、家賃や住宅ローンの本人負担額など |
勤務先に関する情報 | 勤務先名、住所、電話番号、業種、職種、雇用形態(正社員、派遣社員、契約社員、パート・アルバイト、その他)、入社年月、勤続年数、年収、給料日、給料は固定給か歩合給かなど |
他社借入状況 | 借入件数、借入金額 |
希望融資額 | 希望融資額、利用目的など |
キャッシングの審査で重要なのは信頼度
申し込み時には自分自身のことをかなりくわしく入力します。この中のどれもが重要な要素になっています。
判断基準は各会社によって異なりますが、次のような視点で見ていると考えられます。
本人情報 | 信用情報機関の登録内容を調べるのに必要 |
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住まいに関する情報 | 住宅ローンや家賃の負担額が多くないかどうか、アパートなどの場合、万が一返済できない場合に転居される可能性があるなどを検討される |
勤務先に関する情報 | 勤続年数、年収などから返済能力を判断。また、パート・アルバイトは年収が低く、離職率が高いと判断されることもある。給料が完全歩合給の場合は収入が不安定とみなされる。 |
他社借入状況 | すでに他社で借入が多い場合は新規の融資は難しい |
利用目的 | 多くのキャッシングローンでは事業性の目的での利用はできない |
ただし、初めてキャッシングを利用する人で、パートやアルバイトなどで働いていて年収が90万円以上であれば30万円の融資は可能だと言えます。
初めてキャッシングを利用する人はクレジットヒストリーがきれいなので有利
審査の中で「信用情報機関の登録内容を調べる」というものがあります。
申し込んだ人の氏名や生年月日から信用情報機関に登録されているキャッシングやローン、クレジットカードの利用状況などを調べるといういことです。
信用情報機関には、過去数年間で、いつ、どこで、どこから、いくら借りたかということや、現在の残高、返済の状況などが登録されています。金融機関の審査部や保証会社は必ずこの情報をチェックして融資が可能かどうかを判断しています。
この登録情報の中で多額の借入や複数の借入(多重債務)、返済の遅れ、自己破産の経験などがあると、審査にマイナスの影響を与えますが、初めてキャッシングを利用する人はそういった履歴がありません。
このような金融に関する履歴のことを「クレジットヒストリー」と言いますが、初めて利用する人は当然、何の履歴もないため、クレジットヒストリーはきれいな状態です。
そのため、審査に通りやすいと言えます。
初めてキャッシングを申し込む人が審査に落ちるケース
初めてキャッシングを利用する人は、今までに消費者金融や銀行カードローンを利用したことがないという人です。そのため、審査に落ちる要素は少ないと言えます。
ただ、キャッシングの利用はなくてもクレジットカードのショッピングで多額の買い物をしているとか、その返済が遅れているという場合は審査が通りにくくなる可能性があります。まったくダメということではなく、希望する額よりも少ない額で融資が決定することもあります。
審査に通るかどうか、いくらまでなら融資が可能かどうかは審査を受けてみないとわかりませんが、初めて利用する人はほぼ審査に通ると考えていいでしょう。