専業主婦は消費者金融でお金を借りることができません!どうしたら借りられる?
自分の収入がない専業主婦は大手の消費者金融ではキャッシングができません。なので、銀行カードローンでお金を借りる必要があります。旦那の同意書不要で借りられる銀行カードローンは特におすすめです。
この記事の目次
専業主婦は消費者金融ではお金を借りられません。でも財布や通帳の残高が少なくて支払いに困ることも……。そんなときはどうすればいいのでしょうか?
専業主婦でもお金を借りられる方法をご紹介します。
専業主婦は消費者金融では借りられない!
消費者金融は担保も保証人も不要でその日のうちにお金を借りることができます。
「給料日まであと少しなのにお金が足りない」
「急に子どもの学校の集金がある」
「ママ友にランチに誘われたけれど、お金がない」
……など主婦は毎日、やりくりが大変!
そんなときに消費者金融で借りられると助かるのですが、実は専業主婦は消費者金融ではお金を借りることができません。
消費者金融の利用条件とは
消費者金融でお金を借りられるのは、次の条件を満たす人が対象です。
- 20歳以上
- 安定した収入がある人
年齢の上限は金融機関によって異なります。
パート・アルバイトでも働いていれば主婦でも利用OK
主婦でも20歳以上でパートやアルバイトとして働いて収入を得ていれば、消費者金融でお金を借りることができます。
しかし、まったく収入がない専業主婦は消費者金融ではお金を借りられません。
専業主婦がお金を借りるなら銀行カードローン!
専業主婦がお金に困ったときは、どこもお金を貸してくれるところはないのでしょうか?
そんなことはありません。銀行カードローンには専業主婦でもお金を借りられるところがあります。
専業主婦でも借りられる銀行カードローン
次の銀行のカードローンは専業主婦でもお金を借りることができます。なお、銀行によって下記のように融資額の上限が決められています。
銀行名 | 融資限度額 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 30万円 |
みずほ銀行 | 30万円 |
ソニー銀行 | 50万円 |
楽天銀行 | 50万円 |
イオン銀行 | 50万円 |
横浜銀行(※) | 審査の結果で決定 |
(※)横浜銀行カードローンは神奈川県内、東京都内、群馬県前橋市・高崎市・桐生市にお住まいまたは勤務している人が対象です。
このように専業主婦でも利用できる銀行カードローンは数社あるので、自分に合うところを探してみましょう。
専業主婦が銀行カードローンを利用するポイント
銀行カードローンを専業主婦が利用するには、どうすればいいのでしょうか?
旦那さんや家族にバレないか心配ですね。
専業主婦が銀行カードローンを申し込む際の流れや注意点を見ていきましょう。
銀行カードローンの利用条件
上でご紹介した銀行カードローンは専業主婦でもお金を借りることができますが、20歳以上で配偶者に安定した収入があることが条件です。
それ以外にはその銀行の普通預金口座を持っていることが条件になっているところもあります。
口座がなくても利用可能なところもありますが、申し込みや利用時に口座があると便利です。
自分が利用している銀行でカードローンがないか、事前に確認しておくといいでしょう。
カードローンの申し込みに口座は必要?
カードローンの申し込み時にその銀行の預金口座が必要なところもあれば、そうでないところもあります。
口座がある場合は次のようなメリットがあるので、参考にしてください。
銀行名 | 口座開設が必要かどうか | 口座がある場合のメリット |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 不要 | WEB完結で申し込める |
みずほ銀行 | 不要 | キャッシュカードでお金が借りられる |
ソニー銀行 | 申し込み時に口座開設 | 特になし |
楽天銀行 | 不要 | 申し込みがカンタン |
イオン銀行 | 不要 | 振り込みでの即日融資が可能 (平日14時までに申し込むこと) |
横浜銀行(※) | 申し込み時に口座開設 | 特になし |
申し込みはインターネットから24時間可能
銀行カードローンの申し込みはインターネット(パソコン、スマホ、ケータイ)から24時間いつでも可能です。
操作も簡単ですし、本人確認書類もスマホやケータイのカメラ機能を使って撮影し、そのままアップロードできます。
なお、審査は平日に限られています。ほとんどの銀行カードローンが土日・祝日は審査を実施していないので注意しましょう。
専業主婦でもパートに出れば消費者金融で借りられる
消費者金融は自分で働いて収入を得ている人が対象です。
今は専業主婦だという人でも、今後パートやアルバイトで働くようになれば、消費者金融で借りることができます。
消費者金融と銀行カードローンの違い
消費者金融と銀行カードローンはお金を借りるということに変わりはないのですが、次のような違いがあります。
借り入れ先 | 融資限度額 | 金利 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
消費者金融 | 年収の3分の1まで | 高い | あり |
銀行カードローン | 年収に関係なく審査の結果次第 | 低い | なし |
消費者金融には「総量規制」がある
上の表で消費者金融の融資限度額は年収の3分の1までとありますが、これは「貸金業法」という法律の中の「総量規制」で決められています。
1社だけでなく他社(クレジットカードのキャッシングも含む)を合わせて借入残高が年収の3分の1以上は借りられません。
そのため、パートやアルバイトで年収が少ないと、融資額も少なくなります。
例えば年収が120万円の場合は、3分の1の40万円までしか借りられないということになります。そうなると専業主婦でソニー銀行や楽天銀行で借りる方が融資限度額は多くなります。
消費者金融は金利が高い
消費者金融と銀行カードローンの金利を比べてみましょう。ここでは主婦が借りる場合を想定して、融資限度額が100万円までの場合を金利を掲載しています。
金利が高いと、返済する時の利息も高くなります。30万円を1ヶ月借りた場合の利息も一緒に見てみましょう。
借り入れ先 | 金利 | 30万円を1ヶ月借りた場合の利息 |
---|---|---|
消費者金融 | 18.0% | 4,438円 |
銀行カードローン | 13.6%~14.6% | 3,353円 |
このように同じ30万円を借りた場合でも、消費者金融は銀行カードローンよりも利息が約1000円近くも高くなります。
【利息の計算方法】
利息は次の計算式で出すことができます。
消費者金融には無利息期間がある
大手消費者金融のプロミス、アコム、アイフルには無利息期間があります。これは初めて利用する人を対象に、プロミスは利用した日の翌日から30日間、アコム、アイフルは契約の翌日から30日間は利息がかからないというものです。
これは銀行カードローンにはないサービスですね。
専業主婦は消費者金融では借りられないが銀行カードローンのメリットを活かそう
パートやアルバイトで多少なりとも自分で収入を得ている場合は、消費者金融でお金を借りることができます。
ただ、ここまででご説明した通り、消費者金融は総量規制がある上に金利が高いというデメリットがあります。
無利息期間は魅力ですが、銀行カードローンは金利が低いというメリットがあります。
専業主婦が銀行カードローンを借りるメリット
専業主婦が銀行カードローンを借りるメリットは他にもあります。
- 旦那さん(配偶者)の同意がいらない
- 収入が少ないパート主婦よりも専業主婦が銀行カードローンで借りる方が融資限度額が多いケースがある
- 勤務先への在籍確認がない
では、これらをひとつずつ見ていきましょう。
銀行カードローンは旦那さんにバレない
以前は専業主婦が銀行カードローンを借りる場合は、旦那さん(配偶者)の同意が必要というケースがありました。
しかし、今はどこの銀行でも旦那さんの同意は必要ありません。
旦那さんの勤務先に電話がかかることもないので、ほぼバレる心配はないでしょう。
専業主婦でも融資限度額は多い
これまでにご説明したように消費者金融で借りられるのは年収の3分の1までです。
もし年収が90万円の人なら30万円しか借りられません。
一方、銀行カードローンを専業主婦が借りる場合は融資限度額の上限は30万円~50万円に設定されています。
「専業主婦だから不利」ということはないと言えます。
専業主婦は在籍確認がない
お金を借りるときに多くの人が不安に感じるのが「在籍確認」です。
これは職場に金融機関の人が電話をかけてきて、本当にその会社で働いているかどうかをさりげなく確かめるものです。
多くの場合は個人名でかけてきて、「〇〇さんはいますか?」と聞くだけです。
用件を聞かれても、カードローンの審査であることは決して伝えません。
そのために周囲にバレることはないのですが、それでも「職場の人に感づかれないだろうか」とか「不審に思われないだろうか」と心配になるものです。
在籍確認はパートやアルバイトをしている場合でも実施されます。
ところが専業主婦の場合はどこにも勤めていないために、在籍確認がありません。
これだけでも気持ちが楽になるのではないでしょうか。
銀行カードローンのデメリットも理解しておこう
お金を借りるのは消費者金融だけではないということや、銀行カードローンにはメリットが多いということがわかっていただけたかと思います。
ただし、デメリットもあります。
銀行カードローンは時間がかかる
一般に銀行カードローンは審査に時間がかかる傾向があります。
もし急ぐ場合は預金口座を持っている銀行で申し込む、平日の午前中に申し込むなど、即日融資の利用条件をよく確かめておきましょう。
また、銀行カードローンはほとんどのところが平日のみの対応です。土日・祝日に申し込んでも、実際に審査が終わって借りられるのは次の営業日になるので、急ぐ場合は注意しましょう。
もし財布の中身が少なくなって不安になったら、早めに銀行カードローンを申し込んでおくと安心です。
働く主婦は消費者金融と銀行カードローンをじょうずに使い分けよう
パートやアルバイト、派遣社員などで働いて収入を得ている主婦の場合は、消費者金融も銀行カードローンも利用できます。
消費者金融は審査や融資が早いのがメリットですが、総量規制があること、金利が高いことなどのデメリットがあります。
すでに他社で借りているかどうか、急ぐかどうかなどご自分の状況を判断して、うまく使い分けるといいでしょう。