保証料って払わないといけない?意外と知らないカードローンの保証料について
無担保&無保証人で利用できるのがカードローンですが、実は銀行カードローンでは私たちは金利に上乗せされて保証料を払っています。銀行カードローンでは保証会社の保証が必須です。そのための手数料が保証料です。
銀行系カードローンには、必ず”保証料”というものが発生しますが、ほとんどの人はあまり気にせずに利用しています。
保証料は、保証会社に支払われる手数料のようなもので、金利に含まれています。保証料についてはカードローンの概要にちゃんと記載されています。
カードローンの保証料の意味するものとは!?
みんなあまり意識していない保証料!気付かずに支払っている!
住宅ローンなどに代表される目的別ローンの場合、保証料というものを支払わなければならないことはよく知られています。
一般的に、カードローンのような無担保&無保証人で利用できるカードローンには保証料など必要ないはず。そう思われている方も多いようですが、実はカードローンにも保証料が必要となるケースもあるのです。
銀行系カードローンには保証料があります!
カードローンの保証料というのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、保証料が必要となるのはあくまでも銀行系カードローンに限られます。
消費者金融系カードローンや信販系カードローンなどの貸金業者の場合は、保証料は必要となりません。逆に言えば、銀行カードローンは保証料が必要なのです。
地方銀行のカードローンや信金カードローンにも保証料があります
銀行カードローンでは、大手はもちろん、地方銀行や信金、信組などのカードローンでも、保証料というものが必要になるケースが圧倒的です。
少なくとも、消費者金融などの貸金業者などのカードローンを利用するなら保証料の心配はいりませんが、銀行や信金などの銀行系カードローンを利用する際には保証料も必要になることは知っておきましょう。
なぜ保証料が必要?保証料はどのように支払うの?
保証料は銀行カードローンでお金を借りるときに保証会社の保証を受けるための手数料
無担保&無保証人で利用できるカードローンですが、銀行系カードローンの場合は保証会社の保証を受けなければ利用することができません。
保証会社の保証というのは、簡単に言えば”保証会社に保証人になってもらう”という意味となります。それが保証料であり、言うなれば保証人代行手数料のようなものです。
保証料の支払い方法とは?まさか気付かずに徴収されている?
そこで気になるのが、保証料はどのタイミングで支払わなければならいのか? 借入とは別に請求されるのか? ということですよね?
実は、保証料が必要であっても、別途請求されるとか、申込時に支払わなければならないというわけではありません。ほとんどのケースでは保証料は金利に含まれています。
申し込み前に必ず”概要”をしっかり読んでおきましょう!
保証料の有無に関しては、必ずカードローンの概要に記載されています。ホームページでも確認できるものですし、概要そのものがそのカードローンの説明書のようなものなので、必ず事前にチェックしておくことをおすすめします。
概要には必ず保証料についての記載があります!
カードローンの概要には、「保証料は金利に含まれます」とか、「保証料は必要ありません」という説明が書かれています。
保証料は不要と記載されていても金利に含まれている?
保証会社を通して保証人代行をしてもらうということは、そこには必ず保証料というものが必要となるはずです。
しかし、銀行によっては「保証料は不要」と記載されているものもあります。これはどういう意味かというと、「保証料は金利に含まれているので別途徴収することはありません」という意味になります。
同じグループ企業が保証会社であっても保証料は発生しています
「保証料が不要なのは同じグループ企業が保証会社をしているからじゃないの?」とも思いたくなりますが、同グループの企業であってもそれぞれに独立した会社である以上、保証料が発生することは間違いないと考えていいでしょう。
ましてや、各個人の保証人代行とも呼べるべき業務を行っているのが保証会社なわけですから、「同グループの銀行カードローンだから保証料ナシ」というのは考えにくいことです。
個人を保証するリスク!保証料が必要なのは当然!?
保証会社は、個人の保証人を請け負うというリスクを伴うわけですし、万一利用者の返済が滞ってしまえば保証会社が銀行へ代位弁済しなければならないわけです。
例え保証会社と銀行が同グループであっても、保証料が必要だというのは当たり前とも言えるかもしれません。
消費者金融や信販系カードローンに保証料がないのはなぜ?
保証料がない代わりに金利設定が高めです
消費者金融系カードローンや信販系カードローンに保証料が含まれていないのは、そもそも貸金業者は保証会社というものを付けていないからです。つまり誰も保証してくれる会社など無く、全部自腹なのです。
その代わり、貸し倒れリスクなどに備えて、銀行カードローンよりも高めの金利設定になっているのです。
保証会社を務めているのはほとんどが消費者金融や信販会社!
銀行系カードローンの保証会社を務めているのは、そのほとんどが消費者金融や信販会社です。
保証業務を行うことで個人向け融資のノウハウを銀行へ提供しており、保証業務自体が貸金業者の貴重な収益となっています。その収益が、つまりは”保証料”というわけなのです。