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おまとめローンで借り換えに失敗したら・・・自己破産するしかない?

おまとめローン 2021/10/29 9386view

多重債務でおまとめローンの審査に落ちても、自己破産はしなくて大丈夫です。自己破産以外でも任意整理・個人再生などの債務整理の方法があり、これらでかなり借金を減額できるからです。

財布も空

おまとめローンの審査に落ちても、自己破産する必要はありません。自己破産以外にも債務整理の方法はいろいろあるからです。

たとえば任意整理。これは文字通り「任意に債務整理する」ので、内容は自由です。借金総額を減額したり、過払い金を返還してもらったり、一括返済を条件に利息を免除してもらったり…など、あらゆる交渉が可能です。

ここではその任意整理も含めて、おまとめローンの審査に通らなかった人のための債務整理の方法をまとめます。

おまとめローンに落ちたら、まず任意整理

銀行カードローンでも消費者金融でもおまとめローンの審査に落ちたら、まずは任意整理を考えましょう。
多重債務といっても金額がいろいろなので、自力で返済できるようならいいですが、できないようなら任意整理です。

任意整理とは何か?

任意整理は冒頭にも書いた通り「内容が自由」な債務整理の方法です。借金の一部減額や、利息の免除など、あらゆる交渉が許されています。

もちろん、その内容を飲むかどうかは業者や銀行次第。しかし、業者・銀行としても自己破産されるよりはよほどいいですし、こういう債務整理による貸し倒れのリスクは、最初から計算しています。(毎年一定数貸し倒れが出てもカバーできるように、金利を設定しているのです)

というわけで、よほどわがままな任意整理でなければ、大抵の返済案は許可されます。これだけでもおまとめローンに匹敵するか、もしくはそれ以上に返済が楽になるでしょう。

まずは専門家に相談する

任意整理をする場合、まずは専門家に相談しましょう。

特に過払い金が発生していて、その返還を請求する場合、素人が全部自分でやるのは難しいです。

また、仮にキャッシングの知識がある友達などに協力してもらっても、やはりプロの方がより確実な返済案を立てられます。さらに、実際に業者・銀行と交渉する時、間に専門家が入っていた方が断然有利になります。

ということで、おまとめローンの審査にも落ちてしまった場合、任意整理するために専門家に相談しましょう。

個人再生もおすすめの債務整理

おすすめというとノリが軽いと思われるかも知れませんが、個人再生は大分借金を減額できます。総額を5分の1~10分の1に減額することができ、代わりに3~5年で完済する、というシステムになっています。

個人再生も実際の交渉によって内容が変わるのですが、大体はこういうイメージです。借金の金額は、最大で10分の1程度になることもありますが、5分の1が一番多いと言われます。

個人再生した場合の返済

実際に個人再生をすると、多重債務の返済がどのようになるかシミュレーションしてみましょう。
まず、借金総額が500万円だったとします。これが5分の1になるので、総額100万円です。

この時点で、すでに完済が見えてきましたよね。500万円ではムリと感じますが、100万円なら誰でもいける、と感じるはずです。

これを5年で完済するとしたら、1年あたり20万円。利息も考慮して24万円としましょう。そうすると「毎月2万円返済すればいい」ということですね。

これなら、自己破産するまでもないでしょう。個人再生はそのくらい効果のある債務整理なので、「もう自己破産しかない」と思った人でも、まずは個人再生を検討することをおすすめします。

多重債務からの自己破産について

個人再生でも返済する自信がない、見通しが立たないという場合。

これはもう、自己破産が一番です。

といっても、自己破産しかないというマイナスのイメージでは捉えないでください。実は、自己破産というのはそれほどデメリットがないのです。

破産の時点で持っている財産は、自宅でも自動車でもすべて放棄します。しかし、すでにこれらの財産がない場合、関係ないんですね。何も取られるものがないのです。

自己破産した後のお給料は、全部自分の取り分になります。なので、その後は普通の生活を営むことができるんですね。(実際、それを知って自己破産した人は、まったく何気ない顔で毎日生活しています)

自己破産のデメリット

では、自己破産のデメリットは何もないのか、というともちろん多少のデメリットはあります。その一つは「免責が下りるまで、一定の職業に就けないというもの。

免責というのは、自己破産から数カ月後で下ります。「あなたの借金を帳消しにするのを認めます」という許可ですね。これが下りるまで、自己破産をした人は特定の職業に就けなくなります。

自己破産で就けなくなる仕事

これは弁護士・司法書士・行政書士などですが、多重債務者の人でこれらに該当する人はいないでしょう。

気になるのは「宅建主任」です。

不動産会社で働いているという人は多いと思うので、そうした人にとっては、一時的に仕事ができなくなるデメリットはあります。

しかし自己破産レベルの多重債務だったら、すでにもう仕事どころではなくなっていると思うので、一度転職を考えてもいいでしょう。何よりまず、自己破産で借金から解放される…というのが一番大事です。

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