キャッシングの審査に落ちた人には理由がある!審査落ちの理由はこの3つ

借入までの審査 2020/6/10 3443view

カードローンの審査に落ちても理由は教えてもらえません。しかしキャッシングで審査落ちする原因は収入・返済履歴・複数借り入れなどにあります。次の審査で通るように対策を立てましょう。

審査落ちする人

「手元にお金がなくてピンチ!」そんなときに助かるのがキャッシングです。

ところが審査に落ちてしまったらショックですね。「何が悪かったんだろう?」と落ち込んでしまいますが、理由は聞いても教えてくれません。「キャッシングの審査落ちの理由とは?」詳しく解説します。

キャッシングの審査基準は何?

しっかり審査キャッシングは「初めての方でも安心!」「審査は最短30分」「30日間無利息」など、気を引くキャッチコピーが並んでいます。

誰にでもお金を貸すイメージがありますが、実はカードローン会社はしっかり審査をしています。どんなに貸したくても審査基準を通らない方には一切、お金を貸すことはありません。

キャッシングの申し込み条件

審査基準や審査落ちの理由を考える前に、まずはキャッシングの申し込み条件を見てみましょう。

  • 20歳以上
  • 安定した収入があること
  • 返済能力があること
  • 当社の基準を満たすこと(※)

(※:当社とはお金を貸す会社のことです。なお、銀行カードローンは「保証会社の保証が受けられること」が条件になっています。)

安定した収入があり審査基準を満たすことが条件

カードローンの審査書類を読む社員キャッシングの申し込みは20歳以上で安定した収入があることが条件です。さらに「審査基準を満たすこと」と書いてあります。

審査基準は何なのかは一切公開されていないのでわかりませんが、消費者金融は各社で独自の審査基準を持っています。

また、銀行カードローンは保証会社の基準を満たすことが条件になります。

銀行カードローンの審査は保証会社が実施

銀行カードローンは自社で審査をするのではなく、保証会社に審査と保証を依頼しています。

一般にカードローンやキャッシングは「無担保、保証人なし」で借りられるものですが、もし貸した相手が返済できなくなると金融機関は損をします。そこで、返済不履行になった場合に備えて保証会社が保証人代わりとなって弁済(べんさい)することになっています。

保証会社は弁済すると損をするので、キャッシングやカードローン申し込み時にしっかりと審査を実施しています。

銀行カードローンの保証会社

各銀行カードローンの保証会社は以下の通りです。

銀行名 保証会社
楽天銀行 楽天カード(株)、(株)セディナ
三井住友銀行 SMBCコンシューマーファイナンス(株)
三菱UFJ銀行 アコム(株)
じぶん銀行 アコム(株)
みずほ銀行 (株)オリエントコーポレーション
イオン銀行 イオンクレジットサービス(株)、オリックス・クレジット(株)
ソニー銀行 アコム(株)
オリックス銀行 オリックス・クレジット(株)、新生フィナンシャル(株)

アコムの店舗窓口アコム(株)、オリックス・クレジット(「株)、SMBCコンシューマーファイナンスは消費者金融業者ですし、オリエントコーポレーション、セディナ、楽天カード(株)は信販会社(クレジットカード会社)です。

イオンクレジットサービスは保証会社、新生フィナンシャル(株)は消費者金融業と保証事業を行っている会社です。銀行はこれらの保証会社に審査と保証を依頼しています。

銀行カードローンは保証会社の審査能力を利用

キャッシングやカードローンの審査では「信用情報機関」に登録内容を照会します。信用情報機関は次の3つがあります。

日本銀行協会
(全国銀行個人信用情報センター)
主に銀行や信用金庫などが加盟
JICC
(日本信用情報機構)
主に信販会社や消費者金融会社、保証会社などが加盟
CIC 主にクレジットカード会社や貸金業者、リース会社などが加盟

データを検索する女性もし銀行がカードローンの審査を独自でやろうとすると、日本銀行協会に登録されている内容だけを参考にすることになります。しかし、上記の保証会社に依頼することでJICCやCICに登録されている内容を見ることができます。

また、保証会社は自社の顧客の審査もしているため、審査ノウハウやデータの蓄積があります。その分、審査がスムーズですし、審査結果も信頼できます。

その意味でも銀行カードローンは保証会社に保証を依頼しているのです。

保証会社が同じところで申し込むと審査落ちの可能性が

例えばアコムで審査落ちした人がソニー銀行や三菱UFJ銀行「バンクイック」で申し込んでも、また審査に落ちる可能性があります。それはどちらもアコムが保証会社になり、審査を実施しているからです。

もし別のところで申し込むなら、過去に落ちた保証会社は避けるようにしましょう。

キャッシングの審査落ちの理由 TOP3

キャッシング(銀行カードローン)の申し込み条件や審査方法などを理解した上で、キャッシングの審査に落ちる理由を見てみましょう。

審査落ちの最大の理由は下記の3つに絞られます。

  • 年収と融資希望額のバランス
  • 他社からの借り入れ件数と残高
  • 返済遅延や金融事故

審査落ちの理由①~年収と融資希望額のバランス

カードローンの落とし穴に落ちるキャッシングの利用時に「年収が低いから借りられないかも知れない」と悩む人が多いかも知れません。

しかし、「年収が低い」という理由だけでキャッシングの審査に落ちるわけではありません。また、申し込み条件に「年収〇〇万円以上」と書いていないことからも、年収に対しての条件やしばりがないことがわかります。

年収に見合わない金額を望むのはNG!

正社員と非正規雇用者の格差社会の現実キャッシングの申し込み条件のひとつに「返済能力があること」があります。

これも具体的な数値があるわけではありませんが、年収が200万円の人が300万円の融資を希望した場合、「それ、どうやって返すつもり?」と思われてしまいます。

特に消費者金融には「総量規制」があり、融資は他社を含めて年収の3分の1までと決められています。なお、この場合の他社は消費者金融とクレジットカードのキャッシングが対象で、銀行カードローンで借りた分は含まれません。

消費者金融の限度額は総量規制に注意!

あふれ出るお金総量規制ができたのは返済能力を超える額を消費者金融が貸していた時代があり、返済不能に陥った人が自己破産するなど社会問題になった背景があります。

その結果、「貸し過ぎ」を防ぐために「年収の3分の1まで」と決められました。

例えば年収150万円の人は、3分の1である50万円までは借りることができます。しかし、すでに他の消費者金融で40万円を借りている場合は、別会社で新規に申し込んでも10万円までしか借りられません。

同じように他社ですでに50万円を借りていれば、その人は別会社に申し込んでも審査に落ちてしまいます。

なお、総量規制がない銀行カードローンが際限なく貸してくれるか……と言えば、決してそんなことはありません。その人の年収や返済能力を見て融資額を決定します。

審査落ちの理由②~ 他社からの借り入れ件数と残高

借金を背負った男性他社からの借り入れ件数や残高が多いと、審査に悪い影響を与えます。ただし、この場合も「他社での借り入れが何件以上なら審査が通らない」とか「他社での借り入れ残高が〇〇万円以上ならダメ」といった数値的な基準はわかりません。

一般に公開されていないだけで各保証会社では決められているのかも知れませんが、それを知ることはできないのです。

ただ、これもバランスが重要で、特に消費者金融の場合は残高が年収の3分の1以上あれば審査は落ちてしまいます。

消費者金融で収入証明書類が必要な場合

消費者金融では次の場合に、収入を証明する書類の提出を求めています。

  • 融資希望額が50万円以上の場合
  • 他社(消費者金融、クレジットカードのキャッシング)での借り入れ額と新規融資希望額の合計が100万円をこえる場合

なお、これ以外の場合でも会社が収入証明書類の提出を求めることがあります。

収入証明書類は以下の書類を提出します。

  • 直近2ヶ月分の給与明細書
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 住民税決定通知書
  • 所得証明書など

他社の借り入れ状況は信用情報機関でわかる

他社でどれだけ借りているかということは、申し込み時に自分で記入します。しかし、それは自己申告なので、審査時は信用情報機関に登録内容を照会しています。

ちなみに他社の利用状況に関して、信用情報機関では次のような内容を登録しています。

契約内容 契約した会社名、契約年月日
契約金額 融資限度額
利用した内容 どの会社でいつ、いくら借りたか

キャッシングだけでなくクレジットカードの契約や各種ローンの契約なども登録されています。

総量規制の対象になるのは消費者金融とクレジットカード会社のキャッシングですが、それ以外の借り入れ件数や金額もすべてわかってしまいます。

審査落ちの理由③~返済遅延や金融事故

他社で借りている額が少額であっても、返済の遅れは審査落ちにつながります。また、過去に自己破産や任意整理などの金融事故を起こしている場合も審査は通らないと考えていいでしょう。

信用情報機関に一定期間登録される

返済遅延や金融事故は信用情報機関に登録されます。

返済内容 返済した会社名、契約年月日
完済の記録 完済した会社名、完済年月日
返済遅延の記録 どの会社でいつ、いつ返済が遅れたのか
金融事故の記録 自己破産、任意整理、個人再生、特定調停をした年月日

信用情報機関によって異なりますが、返済遅延や金融事故は1年~5年間くらいは登録されています。

携帯電話代金の支払い遅延にも注意

スマートフォンのローン地獄意外と忘れがちなのが携帯電話(スマホ)の本体代金です。これは分割して携帯電話の通話料と一緒に毎月支払うようにしている方が多いのではないでしょうか。

このような分割払いは「個別信用購入あっせん契約」と言って、契約内容は信用情報機関に登録されます。これは「割賦販売法」で決められていることで、支払いが遅れた場合はその遅延情報も一定期間登録され、キャッシングやローンの審査時に影響を与えます。

携帯電話(スマホ)の本体代金は通話料と一緒なので支払いが遅れてもそれほど意識されない人が多いようですが、実は住宅ローンが組めないことがあるほど審査への影響は大きいので注意しましょう。

きちんと返済すれば審査でプラス評価に

このように他社の利用履歴や返済遅延情報は審査落ちにつながる可能性があります。
しかし、きちんと返済していれば、「この人に貸したらまじめに返済してくれる」と高い評価が得られます。

一度もキャッシングやクレジットカードの利用がない人は審査で不利に

パソコンを使って申込みをする男性逆に今までで一度もキャッシングやクレジットカードを利用したことがない人は信用情報機関に利用履歴も返済履歴も記録されていません。

そのため、審査をする際に返済能力が読めないので不利になりやすいと言われています。そのような場合は携帯電話の通話料や電気代、プロバイダ代などを口座引き落としではなくクレジットカード払いにして返済履歴を残すといいでしょう。

それだけのことで審査の評価がプラスになりますよ。ただし、クレジットカードの支払い日を忘れないように預金口座の残高を確認しておきましょう。