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審査に通りやすいカードローンは?消費者金融ならどこがいい?

借入までの審査 2022/1/25 7135view

消費者金融と銀行カードローン、キャッシングの審査に通りやすいのは断然、消費者金融です。審査通過率という数字を見ても銀行カードローンより約2倍通りやすくなっています。金利やメリットも比較しました。

審査通過

消費者金融と銀行カードローン、どちらもよく広告を見かけますね。消費者金融も銀行カードローンもキャッシングサービスを提供しています。しかし、両者は似ているようで違いがあります。

利用条件や金利、融資可能額などが主な違いですが、最も大きいのは法律の違いによるもの。このページでは消費者金融と銀行カードローンの違いやどちらが審査に通りやすいかについてご説明します。

消費者金融と銀行カードローンではどちらがキャッシング審査に通りやすい?

一般的に銀行カードローンよりも消費者金融の方が審査は通りやすいと言われていますが、実際はどうなのでしょうか?

データで見るキャッシング審査の通りやすさ

消費者金融は各社の公式サイト内の企業情報の中で、「月次データ」や「マンスリーレポート」を掲載しています。それを見ると、「成約率」(または「新規貸付率」)として申し込み者の内、どれだけの割合が審査に通っているのかがわかります。

なお、銀行カードローンではそういったデータはあまり公開していません。では、各社の成約率を比較してみましょう。

キャッシング大手の成約率

大手消費者金融の成約率です(アイフル、プロミス、アコムは2018年8月の月次データです。)

アイフル 47.4%
プロミス 46.0%
アコム 48.2%

やはり消費者金融の方がキャッシングの審査は有利!?

上の表でもわかる通り、消費者金融の成約率は46.0%以上と高いですが、新生銀行カードローンは36.6%で消費者金融よりも10ポイント近くも低くなっています。

つまり、アイフルやアコム、プロミスは100人申し込みがあれば46人~47人は審査に通るということです。

それだけ銀行カードローンは審査が通りにくいということがわかります。

またアコムは一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです

なぜ消費者金融は銀行カードローンよりキャッシングの審査で成約率が高いの?

では、なぜ消費者金融と銀行カードローンでは成約率がこれほど違うのでしょうか?
その理由は、両者の業務内容の違いにあります。

消費者金融と銀行の業務内容の違い

消費者金融は「お金を貸すこと」が主な業務です。一部の消費者金融は銀行カードローンなどの保証会社として保証料を受け取って審査や保証といった業務もしていますが、主な収入源はお金を貸して得られる利息が中心です。

一方、銀行は融資だけでなく預金、振り込み、投資信託など多くの業務を行っています。そして、それぞれから利益を得る仕組みになっているのです。

銀行の収入源はカードローン以外も多い

銀行の収入源としては、下記のものがあります。

銀行の主な収入源
利息 融資(カードローン、住宅ローン、教育ローン、自動車ローンなど)の利息
手数料 振り込みやATMの手数料
販売手数料 生命保険、投資信託などを代理で販売して得る手数料
運用益 預金として預かった資金の運用利益
株の配当金 保有する株の配当金

消費者金融の収入源はキャッシングのみ!利息収入が頼り

銀行にはさまざまな事業による収入が入りますが、消費者金融はそうではありません。融資に対しての利息が大きな収入源です。

そのためにも、少しでも多く貸すことが重要になります。とは言っても返済能力がない人に貸していると、会社は損をしてしまいます。

そこで審査を行いますが、利息収入だけに頼っていない銀行よりは審査を甘くして、より多くの顧客を得ようとする傾向があるのです。

銀行カードローンのキャッシング審査は二段構え!?

銀行カードローンの審査が厳しい理由は、収入源の問題だけではありません。消費者金融よりも審査を慎重に実施するからです。

銀行カードローンの審査は保証会社が実施

銀行カードローンは保証会社が審査を行っているということをご存知でしょうか?
銀行カードローンの利用条件には、次のように書かれています。

  • 満20歳以上の人(年齢の上限は銀行によって異なります。)
  • 安定した収入のある人
  • 保証会社の保証を受けられる人
    など

その他、専業主婦でも可能とか学生は不可など細かい条件は銀行によって多少異なりますが、ほとんどのところが「20歳以上」「安定収入があること」、そして「保証会社の保証を受けられること」としています。

キャッシング審査で使われる保証会社とは

消費者金融のキャッシングや銀行カードローンは保証人も担保も不要です。保証人がいれば、もし返済されなくなった場合に保証人(この場合は連帯保証人)に返済を求めることができます。

しかし、保証人不要のキャッシングやカードローンの場合は、返済されないと損失になってしまいます。これを「貸し倒れ」と言いますが、銀行では貸し倒れを防ぐために事前に保証会社に保証料を支払って保証をしてもらいます。

保証会社でも貸し倒れを防ぐために、申し込み者の審査を行います。

銀行カードローンの保証会社

各銀行カードローンの保証会社は以下のようになっています。

銀行 保証会社
三菱UFJ銀行 アコム(株)
イオン銀行 イオンクレジットサービス(株)、オリックス・クレジット(株)
みずほ銀行 みずほ銀行、(株)オリエントコーポレーション
三井住友銀行 SMBCコンシューマーファイナンス(株)
楽天銀行 楽天カード(株)、(株)セディナ
auじぶん銀行 アコム(株)
オリックス銀行 オリックス・クレジット(株)、新生フィナンシャル(株)
ソニー銀行 アコム(株)

上記の保証会社は、それぞれ次のように分類されます。これを見ると保証会社は消費者金融や信販会社、貸金業者であることがわかります。

  • 消費者金融……アコム、オリックス・クレジット、SMBCコンシューマーファイナンス
  • 信販会社……セディナ、オリエントコーポレーション
  • 貸金業者……楽天カード、新生フィナンシャル

銀行独自の審査と保証会社の審査の二段構え

銀行カードローンを申し込むと保証会社が審査を行いますが、銀行独自でも審査を行うと言われています。消費者金融や信販会社などの保証会社はキャッシングに対する審査のノウハウやデータを持っています。さらに銀行独自の審査も行われるため、銀行カードローンの審査は厳しい=通りにくいと言われるのです。

消費者金融と銀行カードローンのキャッシングの大きな違い

消費者金融と銀行カードローンには、審査以外にも次のようにさまざまな違いがあります。

消費者金融 銀行カードローン
法律 貸金業法 銀行法
総量規制 あり なし
金利 高い 低い
無利息期間 あり なし
即日融資 可能 可能だが審査に時間がかかる場合がある
専業主婦の利用 × 一部の銀行カードローンで〇
学生の利用 20歳以上でアルバイトなどの収入があれば〇 20歳以上でアルバイトなどの収入があれば〇
(一部の銀行カードローンでは×)

貸金業法を縛るキャッシングの総量規制とは

消費者金融は貸金業法を守らなければなりません。貸金業法の中には「総量規制」があります。総量規制とは貸金業者が融資する金額は年収の3分の1までに規制するというものです。

現在、大手消費者金融の最大融資可能額は800万円~500万円と高額になっています。
しかし、最大の800万円を借りられる人はその3倍の年収を得ている人ということになります。つまり2400万円の年収がないと、消費者金融で800万円は借りられないということで、あまり現実的ではありません。

過去には貸し過ぎで問題になったサラ金業者も

総量規制は2010年の貸金業法改正で施行されました。それまでは返済能力を超える多額の融資が行われた結果、多重債務者の増加などが社会問題となり、その対策として法改正の結果できたものです。

なお、貸金業法の改正では、グレーゾーン金利の廃止も施行されています。グレーゾーン金利とは利息制限法で定めた上限金利の20.0%と出資法の29.2%の間の金利のことで、廃止されるまでは20.0%を超えながらも処罰の対象とならない29.2%ギリギリの高金利で貸し出す貸金業者が多くありました。

これも貸金業法の改正によってグレーゾーン金利が廃止されたため、今では上限金利(最高20.0 %)が守られています。

ただ、こういった背景があるために「消費者金融は怖い」「金利が高い」といったイメージが今もあるようです。

消費者金融と銀行カードローンの金利の違い

グレーゾーンはなくなったものの、金利の面では銀行カードローンよりも消費者金融の方が高く設定されています。また、銀行カードローンの金利は、借りる額ではなく融資可能額(融資限度額)によって決まるという点も大きな特徴です。

消費者金融の上限金利

消費者金融は貸金業法で元本に対して上限金利(もっとも高い金利)を下記のように設定しています。そのため、これより高い金利で融資されることはありません。

元本 上限金利
10万円未満 20.0%
10万円以上100万円未満 18.0%
100万円以上 15.0%

なお、大手消費者金融4社の金利は次のようになっています。

下限金利 上限金利
プロミス 4.5% 17.8%
アイフル 4.5% 18.0%
アコム 3.0% 18.0%

利息制限法では10万円未満の上限金利は20.0%ですが、上記4社では上限金利は18.0%になっています。なお、下限金利も設定されていますが、適用されるケースは少ないようです。

銀行カードローンの借り入れ金利

銀行カードローンも審査の結果で融資可能額が決まりますが、金利は実際に借りる額ではなく、その人の融資可能額(融資限度額や契約極度額)に応じて各銀行が設定した金利で融資が行われます。

三井住友銀行でもっとも低い金利は年1.5%です。この金利で借りられるのは、契約極度額が700万円~800万円の場合です。いっぽう、もっとも高い金利は年14.5%ですが、この場合の契約極度額は100万円以下です。同じ100万円を借りる場合でも、消費者金融より比較的に低いことがわかります。

消費者金融は審査後の成約率が高いが金利も高い!

消費者金融は審査で成約率が高いというメリットがありますが、金利が高いのが難点です。この金利の高さは、利息収入を得るという目的もありますが、リスクに備えるという側面も考えられます。

つまり、審査のハードルは下げて、銀行カードローンの審査に落ちた人でも受け入れることがあります。ただし、その分、金利を高くして利息を多く得るようにしているのです。

消費者金融と銀行カードローンのキャッシング~選ぶならどっち?

消費者金融が銀行カードローンよりも審査に通りやすいと言われる理由や背景を見てきましたが、では実際に選ぶならどちらがいいでしょうか?

タイプ別のおススメキャッシング

タイプや状況別におすすめがどちらかをまとめてみました。

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タイプ 消費者金融 銀行カードローン
今すぐ借りたい
1ヶ月以内には返済できる
(無利息期間を利用)
他社での借入がなく
返済遅延もない
他社の借入があり
審査が不安
専業主婦
学生
(20歳以上でアルバイト)
低金利が希望

審査に不安な人は通りやすい消費者金融で

何らかの事情で「自分は審査が通りにくい」という心当たりがある方は、消費者金融の方が審査が通りやすいのでおススメです。
ただし、いずれの場合もそれぞれの状況によって審査結果が異なります。あくまでも参考にしていただければと思います。

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