キャッシュカードとは別にソニー銀行カードローンのローンカードも届きます
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ソニー銀行のカードローンに申し込むと、通常のソニー銀行のキャッシュカードとカードローン専用カードの2種類が送られてきます。以前はカードローン一体型キャッシュカードが発行されていましたが、いまは「預金お取り引き」と書かれたシンプルな「キャッシュカード」と、「ローンお取り引き」と書かれたシンプルな「ローンカード」の組み合わせです。
「キャッシュカード」と「ローンカード」を使い分け
他の銀行のカードローンでは、ローンカードとキャッシュカードの一体型も多く、この場合、両者の区別が最初からありません。銀行のキャッシュカードがカードローンのローンカードと同じだからです。
しかしソニー銀行はこの一体型カードの新規発行を停止しました。というのも、ユーザー視点で見てもローンカード一体型である必要性は薄かったからのようです。
ネットのカードローン取り引き&キャッシュカード引き出しがおすすめ
実際、ソニー銀行のカードローンで、ローンカードが活躍する余地は少なそうです。というのも、ソニー銀行の口座番号があれば、パソコン、スマートフォンのサービスサイトからネットでカードローンの取引が可能になるからです。借り入れはWEB上のソニー銀行口座で取り引きされるので、あとはキャッシュカードで借り入れた現金を引き出すだけです。
つまりソニー銀行カードローンは、わざわざローンカードを持ち歩く必要すらありません。インターネットバンクの利点を最大限に活かせば、ローンカードは必要なくなります。
キャッシュカードとローンカードの郵送には、5日~7日かかる
ソニー銀行のキャッシュカードが郵送されてくるには、5日~7日かかります。カードローンの審査に通った場合もそうですし、普通に口座開設だけした場合も同じです。
というわけで、キャッシュカードによる借入・返済は、5日~7日経たないとできません。といっても、最初の借り入れはキャッシュカードがなくてもできるので大丈夫です。
初回のみ他行の銀行口座でも、最短翌営業日には振り込んでもらえる
ソニー銀行のカードローンは、初回の融資のみ、どの銀行口座に対しても、振り込みOK!という「初回振込サービス」を提供しています。たとえばあなたの銀行口座が「三井住友銀行」であっても、振り込んでくれるということです。
条件もあって審査通過が「平日の14時30分まで」となっています。銀行は平日の15時までしか開いていないからですね。それ以降だと、ソニー銀行が振り込もうとしても、他の銀行が閉まっているので、振り込めないということです。
口座が無ければ即日融資は不可能!申込日当日は振り込みできない
ただし注意してもらいたいのが、ソニー銀行の口座がない場合、「初回振込サービス」でも即日融資は不可能だと言うことです。実は本審査結果の連絡は、最短申込日翌日に登録したメールアドレスに届きます。つまり、どんなに急いでも振り込みは翌営業日なのです。
「初回振込サービス」を利用して後はローンカードが届くのをじっくり待とう!
これらの日時の制限はありますが、翌営業日に振り込んでもらえるのは非常に早い方。他の銀行カードローンと比べても十分早い方です。
即日融資はできませんが初回の借り入れはこのように問題なくできるので、キャッシュカードの到着が5日~7日後でも、まったく問題ありません。
ネット銀行からキャッシュカードが届くのは自然。郵送でプライバシーの心配は無用
ソニー銀行のカードローンの場合、口座開設が必須です。そのためキャッシュカードが自宅に郵送されます。ローンカードはこのキャッシュカードと同送なので、家族にキャッシングが発覚してしまう…ということもありません。理由は簡単で「ソニー銀行からの郵便物」だからです。
郵送物が届いてもソニー銀行なので安心
つまり「ただ銀行口座を開設しただけ」としか見られないんですね。また、もともとソニー銀行の口座を持っていた人の場合でも、キャンペーンなどの封筒やハガキが郵送されるのは当たり前です。そのため、郵送によってプライバシーが侵害される恐れは、ほぼないわけです。
何らかの理由で書類が郵送されてきても、ソニー銀行という名前であれば、家族から怪しまれることはありません。銀行なので、普通の預貯金などのサービスだと思ってもらえるでしょうし、「便利なVISAデビットカードを申し込んだ」と言えばOKです。
ネット銀行なので活用の幅も広いです。
その他にも「ネット決済用で24時間いつでも振り込めるらしいから、申し込んだ」などと言っておけばいいでしょう。実際、リアル銀行と違って、ソニー銀行のようなネット銀行は、24時間いつでも借り入れが反映されます。活用してみてください。
というように、郵便物自体が来ないか、あるいは来ても自然なものなので、「キャッシュカードの郵送によって、プライバシーが侵害される」という心配は、しなくても大丈夫です。
ソニー銀行のカードは、すべてのコンビニATMを無料で使える
ソニー銀行のキャッシュカードは、すべてのコンビニのATMで、手数料なしで利用できます。借入・返済ともに無料です。
借り入れに関しては、セブンイレブン以外のATMの場合「月4回まで」というルールがあります。しかし、それぞれのコンビニで月4回ずつ借り入れするなら「無限に近い」ので、これは実質「何度でも無料」と考えていいでしょう。
銀行のATMも、手数料なしの所が多い
さらに、ソニー銀行は多くの主要な銀行のATMと提携しています。セブン銀行・イオン銀行のATMについては、借入・返済ともに完全無料。
そして、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行のATMは、「返済は無制限」「借り入れは月4回まで」というルールで、無料になっています。この3つの銀行がOKなら、町中でATMはいくらでも見つかるでしょう。
というように、コンビニと主要な銀行ATMがすべて無料…というのがソニー銀行カードローン。キャッシュカードとローンカードが届いたら、その後はいくらでも自由に借入・返済できる、ということです。
ローンカードの紛失にはくれぐれも注意
これはソニー銀行のカードローンに限った話ではありませんが、ローンカードやキャッシュカードの紛失は、絶対にしないようにしましょう。暗証番号があるので、勝手に借り入れされるということは、あまりありません。しかし「紛失する」ということ自体が問題なのです。
カードの紛失は、クレジットスコアを下げる
実は、カードローンでもクレジットカードでも「カードを紛失する」というのは、クレジットスコアで若干のマイナスになります。理由は、カードを無くすような人は、「業者にとって危険」なため。
カードローン会社のルールによっては、カードが誰かに盗まれて、その犯人によって勝手に使われた場合、その分を一部保証することもあります。キャッシングだとあまりありませんが、クレジットカードの場合は、このルールが適用されることが特に多いです。
カードを無くす人は信用されない
そういう保証は当然業者にとって「痛いコスト」。これを発生されるような人=カードを無くす人は、あまり信用されないということですね。
仮に保証しないにしても、紛失に関する余計な対応をしていると、人件費がかかります。これも立派なコストなので、業者・銀行にとってマイナスの評価となるのです。