ソニー銀行のカードローンの金利はいつでも誰でも低金利
銀行カードローンの中でも特に低金利というのが、ソニー銀行のカードローンの評判。これはタダの評判ではなく、実際に「2.5~13.8%」という数字を、他の銀行の金利と比較するとよくわかります。
ソニー銀行の金利の安さは「下限金利・上限金利ともに安い」という点にあります。「どちらかだけ低金利」という銀行カードローンはたまにありますが、ソニー銀行のように「両方低金利」というのは、珍しいんですね。
下限金利・上限金利ともに安いというのは、どういうことか
まず最初に、上限金利・下限金利ともに低金利というのはどういうことか、説明しましょう。これは「借入金額が大きい時・小さい時、どちらでも安い」ということです。
キャッシングは借入金額によって金利が変わります。借入金額が大きいほど、金利がどんどん安くなるわけですね。「まとめ買い割引」のようなものです。
借入金額が小さい時は「上限金利」が適用される
そして、借入金額が小さい時、つまり「普通のキャッシングの時」は、上限金利が適用されます。高い方の金利ですね。
ソニー銀行の場合「2.5~13.8%」という金利ですが、この「13.8%」が適用される…ということです。この「13.8%」という上限金利がどのくらいの金利なのか、他の銀行カードローンの上限金利と比較してみましょう。
ソニー銀行と他の銀行カードローンの上限金利比較・一覧
- ソニー銀行…13.8%
- イオン銀行…13.8%
- みずほ銀行…14.0%
- 三井住友銀行…年14.5%
- 楽天銀行…14.5%
- 三菱UFJ銀行…14.6%
- auじぶん銀行…17.5%
- オリックス銀行…17.8%
このように、多くの銀行カードローンの上限金利は「14.5%」前後となっています。高い銀行カードローンの場合、オリックス銀行やauじぶん銀行のように「18%」に近い金利すらあります。
この中で、ソニー銀行の「13.8%」というのは、かなりの低金利というのがわかるでしょう。ソニー銀行以外ではイオン銀行も同じ上限金利で、この2つの銀行が特に低金利といえます。
ソニー銀行は、イオン銀行より下限金利が安い
上限金利ではこのように互角なソニー銀行とイオン銀行。しかし、下限金利も含めて比較すると、ソニー銀行の方が安くなっています。ソニー銀行の下限金利は「2.5%」、イオン銀行の下限金利は「3.8%」という数字。「1.3%」というのは、下限金利としてはかなり大きな違いです。
借入金額が大きくなるとソニー銀行が有利
というのは、下限金利が適用される時は「借入金額が大きい」からですね。小さい時の金利差が1%あっても、利子総額はそれほど変わりません。しかし、数百万円という高額を借りている時の1.3%の違いは、かなり大きいのです。
ということで、特に借入金額が大きい時、イオン銀行よりソニー銀行の方が利子が安くなるんですね。このように「上限金利・下限金利」のどちらで比較しても、銀行カードローンの中で特に低金利、というのがソニー銀行の魅力です。
他の銀行カードローンと、ソニー銀行の下限金利一覧
参考までに、下限金利も他の銀行カードローンと合わせて、一覧にしてみました。ソニー銀行の下限金利の安さが、よくわかるはずです。
- ソニー銀行…2.5%
- オリックス銀行…1.7%
- auじぶん銀行…3.9%
- イオン銀行…3.8%
- みずほ銀行…4.0%
- 三菱UFJ銀行…4.6%
- 三井住友銀行…年1.5%
- 楽天銀行…4.9%
…というのが、主要な銀行カードローンの下限金利の一覧です。オリックス銀行の「1.7%」のように、ソニー銀行以上の銀行もありますね。
オリックス銀行は上限金利が高くして足切りしている
オリックス銀行のカードローンを否定するわけではありませんが、オリックス銀行は先にも書いた通り、「上限金利が高い」です。「17.8%」という上限金利はプロミスと同じなので、上限金利に関しては、オリックス銀行は「消費者金融レベル」なんですね。そして、上限金利というのは「ほとんどの利用者」に適用される金利です(借入金額が小さい時の金利なので)。
銀行カードローンなのに消費者金融並みの高金利の理由
ということで、多くの人にとってオリックス銀行カードローンは「高金利」なんですね。少なくとも300万円以上を借りるような「高額融資の人のみ」低金利になるカードローンなのです。もちろん、オリックス銀行も最初からそういう風に方針を絞っているのですが、要は借りる人を取捨選別しているのです。端的に言って足切りですね。
ソニー銀行は、どんな申し込み者にとっても低金利
オリックス銀行のように「片方だけ安い」というカードローンと比較すると、「両方トップで低金利」というソニー銀行が、いかに安いかわかるでしょう。
どうしてそんなに低金利なのか、という疑問を持つ人もいるかも知れません。これは「ネット専業銀行」だからです。店舗やATMなどの余計なコストがかかっていないから、ということですね。
基本的に何でも「ネット専業」の場合は値段が安くなるのです。そのシンプルなルールが、カードローンの世界でも生きている…ということです。
低金利な分、審査が厳しいことは覚悟する
ただ、このように低金利ということは、当然多くの申し込みが来ます。事実、少し前まで書かれていなかった「現在申し込みが殺到しており…」という文言が、今、ソニー銀行の公式サイトに書かれています。
そういう状況では当然審査も厳しくなるし、時間も長くなるので、それは覚悟の上で申し込みしましょう。