銀行カードローンなら毎月たった2,000円の返済でOK! 最低返済額のからくりとは?

カードローンの返済 2020/6/10 4918view

銀行カードローンの月々の最低返済額は2000円から。三菱UFJ銀行やソニー銀行などはこの金額です。最低返済額が低いと負担が小さいですが、その分トータルの利子総額が大きくなるので要注意です。

弐千円札

最低返済額というのは「毎月、この金額だけは必ず返済してください」というもの。これが銀行カードローンの場合、大体「10万円ごとに2000円」となっています。

そして、キャッシングの限度額は一番小さくても10万円です。(それ以下で細かい手続きをしていると、銀行側も採算が取れないため)

こういう理由で、銀行カードローンの借り入れも、最低「限度額10万円」から始まるので、一番少ない場合、最低返済額は「2000円」となるわけですね。

実際には、2000円よりさらに少なくても大丈夫

この「最低返済額」というのは、実は「完全な最低」ではありません。もっと少ない金額でも、実はOKなのです。

たとえばソニー銀行のカードローンで10万円借りている場合、本当の最低支払額は「約1200円」。これは「10万円を1ヶ月借りた時の、利息」です。つまり「利息分だけ払えばいい」ということですね。

事前連絡すれば、利息の支払いだけにしてもらえる

これは銀行カードローンだけでなく消費者金融でも同じですが、返済に遅れる場合は事前に連絡すれば「利息分の支払いだけでOK」としてもらえることがほとんどです。

ごく稀に、そうしてもらえない場合もありますが、それはよほど信用度の低い人のみだと考えてください。基本的に、95%くらいの確率で「事前連絡すれば、元金の支払いをなしにしてもらえる」という仕組みになっています。

業者・銀行にとっては、むしろ利息だけの方がメリットがある

実は、融資している業者・銀行の側にとっては「利息だけ返済してくれる」という方が、メリットがあるのです。元金が減らなければ、いつまでも利息も高いままで維持される(そして払い続けてくれる)から、当然ですね。

そういう理由で、「利息の支払いだけでOK」というのは、実は利用者ではなく業者・銀行の方に利益があるのです。利用者としては、むしろ最終的に支払う利子総額が高くなるので、これは損なんですね。

もちろん、どうしても生活費が足りない時など、このように最低支払額が少なくなるというのは助かることです。そのように返済が苦しい時は、返済日の前に電話で連絡して、利息分の支払いだけにしてもらえるよう、交渉しましょう。

最低返済額の通りに返済すると、利子総額が膨大になる

ここまで書いた通り、銀行カードローンの最低返済額はもともとが安いですし、利息分だけにしてもらえば、さらに安くなります。しかし先にも書いた通り、そのようにゆっくり返済するということは、当然利子総額が大きくなるということです。

10万円の完済に数年かかった体験談も

書籍や雑誌、ネットを見れば、キャッシングを利用した方の体験談が多く見られます。それらの中には「10万円の完済に数年かかった」というような体験談や口コミも、多く見られます。

10万円でも数年かかるというのは信じられないかも知れません。しかし、最低返済額のペースでずっと支払っていると、確かにそのようになるのです。

2000円の返済だと10年以上かかります

弐千円札

銀行カードローンの最低支払額の「2000円」というのは、10万円借りている場合、「1200円」が利息。元本は「800円」しか減っていないのです。10万円を800円ずつ返済していくわけなので、トータルで「125回=125ヶ月」かかります。125ヶ月ということは…冗談のような数字ですが「10年」です。

もちろん、実際には利息が徐々に小さくなっていくので、これより数年早く完済できるでしょう。しかし、現実にはそうやってゆっくり返済している途中で、多くの人が「追加の借り入れ」をします。そのため、最低返済額のペースの通りに支払っている人は、実際にこの通りになることが多いのです。

10万円借りたら、最低でも毎月1万円は返済する

10万円借りたら、銀行カードローンでも消費者金融でも「最低毎月1万円」は返済するようにしましょう。利息を引かれると、元金に充当する分は約8000円。8000円を12回返済したら、それで9万6000円。ようやく10万円近くになる…ということです。

それでも1年以上かかります。利子は2万円以上

10万円を借りるというのは、そういうことなんですね。「毎月1万円返済」して、「必ず完済まで1年かかる」わけです。これが20万円なら2年、30万円なら3年…ということ。実際には、20万円・30万円の場合は、利息がさらに高くなるので、数ヶ月長引くことも多いでしょう。

こういう計算を事前にしていたら、10万円を借りることに対しても、相当慎重になるはずです。今からしようとしている買い物は、あるいは人に渡そうとしているお金は、本当に必要なものか、よく考えてください。

クレジットカードはリボ払いでなく、極力一括払いに

ここまで書いた「最低返済額のからくり」で一番恐ろしいのは、「クレジットカードのリボ払い」。キャッシングでもリボ払いはありますが、やはり多くの人がリボ払いを利用するのはクレジットカードなのです。

リボ払いも利息が雪だるま式に膨らみます

モビットプロミスなどの貸金業者で借りるのには抵抗があるという人でも、クレジットカードのリボ払いだったら平気で利用する、ということが多いです。クレジット会社というだけで、何となくオシャレな感じなので、消費者金融のような暗い雰囲気がなく、平気で使える…ということですね。

それだけに恐ろしいので、クレジットカードのリボ払いには特に注意しましょう。クレジットカードを利用する場合は、できるだけ一括払いにすることです。