低金利が魅力の銀行系カードローン!キャッシュピットも低金利?無利息で利用する方法は?
常陽銀行カードローン・キャッシュピットの金利について詳しく解説!最低金利~最高金利まで、他行と比較しつつ魅力を探っています。
この記事の目次
常陽銀行のカードローン「キャッシュピット」の金利は年率2.5%~14.8%となっており、最低金利は業界屈指の低金利で、最高金利も銀行系としては標準的です
貸金業者や一部の銀行カードローンでは、年率17%台後半~18.0%というところもありますので、それらと比較すればキャッシュピットは魅力的な低金利です
銀行カードローンは低金利というけどキャッシュピットは低金利なの?
常陽銀行カードローン・キャッシュピットの金利は、年2.5%~14.8%です。一般的には、銀行系カードローンは低金利で、消費者金融などの貸金業者は金利が高いと言われていますよね?
では、キャッシュピットの年2.5%~14.8%という数字はどうなのでしょうか? 銀行系ですから、やはり低金利なのでしょうか? それとも高金利なのでしょうか? その辺りを紐解いていきましょう。
銀行系カードローンとして比較しても決して高金利ではないキャッシュピット!
まず結論から申しますと、キャッシュピットは決して高金利ではありません。もちろん、低金利と言われるカードローンはたくさんありますが、銀行系カードローンで言えば標準的です。銀行系カードローンの多くは最高金利で年13%台~14%台の範囲内に収まるからです。
銀行系カードローンとしては標準的です。消費者金融系よりは低金利
一方、消費者金融や信販系カードローンなどでは、最高金利で年17%台~18.0%が当たり前です。そのため貸金業者と比較すればキャッシュピットの最高金利も低金利だと言えます。
街金に至っては年20.0%というところも多いので、キャッシュピットの年14.8%という最高金利も、とても魅力的な金利となりますね。
金利の低いカードローンと比べれば確かにやや高め
確かに、ネット銀行などであれば年13%台というところもありますし、そういったところと比べれば、年14.8%という数字は明らかに高く感じてしまいます。しかし、同じ銀行系カードローンでもキャッシュピットよりも金利が高く、貸金業者に迫る勢いのカードローンだってたくさんあります。
金利的にはまずまず優秀な銀行カードローンと言えそうです
金利の低いカードローンよりは高金利ですが、年率14%台を維持しているというだけでも十分な低金利と言えるわけですね。もちろん、ハッキリと「キャッシュピットは低金利だ!」と、声高に叫ぶことはできませんが、銀行系としては標準的な金利設定であることは間違いないでしょう。
実際に他行の最高金利と比較してみた!
キャッシュピットの最高金利である年14.8%という数字が高いのか低いのか、他行と比較してみればよく分かります。
カードローン | 最高金利 | キャッシュピットとの金利差 |
---|---|---|
常陽銀行・キャッシュピット | 年14.8% | ― |
三井住友銀行カードローン | 年14.5% | -0.3% |
ソニー銀行カードローン | 年13.8% | -1.0% |
イオン銀行カードローン・BIG | 年13.8% | -1.0% |
オリックス銀行カードローン | 年17.8% | +3.0% |
最高800万円という同スペックの銀行系カードローンと比較してみましたが、確かに低金利と言われるソニー銀行カードローンやイオン銀行のBIGと比べるとやや高めです。
しかし、オリックス銀行カードローンと比べれば実に3.0%もの開きがありますし、三井住友銀行カードローンと比べてもそれほどの差があるわけでもありません。
最低金利は年2.5%!これはかなり魅力的!
転じて最低金利を見てみましょう。キャッシュピットの最低金利は年2.5%です。ちなみにこの最低金利年2.5%というのは、キャッシュピットの貸出限度額が最高の800万円で設定されている場合に適用されます。
金利年2.5%~14.8%と表示されていれば、誰でも最低金利の年2.5%という数字に目が惹かれてしまいがちですが、少額融資を受けただけでは最低金利が適用されることはないので十分に注意したいものですね。
最低金利だけで見れば業界屈指の低金利!
しかし、運良く800万円の利用可能枠でキャッシュピットを利用することができれば、この年2.5%という金利で融資を受けることができます。利用可能枠が800万円であれば、実際の借り入れが10万円であっても、年2.5%という金利で借りることができるわけです。
800万円で年2.5%!他行の金利と比較してみよう!
この年2.5%という金利は、カードローンの中でも屈指の低金利となります。どれだけの低金利となるのか、各カードローンと比較してみましょう。
カードローン | 最低金利 | キャッシュピットとの金利差 |
---|---|---|
常陽銀行・キャッシュピット | 年2.5% | ― |
三井住友銀行カードローン | 年1.5% | -1.0% |
ソニー銀行カードローン | 年2.5% | ― |
イオン銀行カードローン・BIG | 年3.8% | +1.3% |
オリックス銀行カードローン | 年3.0% | +0.5% |
ここでも、最高金利で比較した同じ最高800万円のカードローンと比較してみましたが、キャッシュピットはソニー銀行カードローンと同じで、他行と比べて際立って低い金利となっていますよね。
キャッシュピットの金利内訳について知りたい!
ここまでは、最高金利の年14.8%と、最低金利の年2.5%という数字を見てきましたが、もちろん、限度枠に応じて適用される金利も様々です。決して、キャッシュピットで適用される金利が、年14.8%か年2.5%しかないというわけではありません。
利用限度枠100万円未満までは年14.8%!
キャッシュピットでは、利用枠100万円未満までは年14.8%の金利が適用されます。利用枠は概ね10万円単位で設定されるケースがほとんどですから、90万円までは最高金利が適用されるということになりますね。
利用限度枠ごとに設定されている金利
キャッシュピットで適用される金利は、利用限度枠ごとに次のように設定されています。
利用限度枠 | 適用金利 |
---|---|
800万円 | 年2.5% |
700万円超~800万円未満 | 年3.5% |
600万円超~700万円以下 | 年4.5% |
500万円超~600万円以下 | 年5.5% |
400万円超~500万円以下 | 年7.8% |
300万円超~400万円以下 | 年8.8% |
200万円超~300万円以下 | 年9.8% |
100万円以上~200万円以下 | 年12.0% |
1万円以上~100万円未満 | 年14.8% |
当然ではありますが、限度枠がアップすればするほど、適用金利も下がっていくことになります。一般的な会社員などであれば、100万円未満の借り入れがほとんですので、適用金利は最高金利となってしまいます。
しかし、優良な利用を心掛けていけば、年2回ほど増額(増枠)のチャンスもあります。増枠すれば設定金利も見直されることになりますので、コツコツと利用し続けることで、当初設定された金利よりも低金利で利用できるようになるチャンスもあるわけですね。
無利息期間があればもっと魅力的!キャッシュピットに無利息期間はある?
「30日間無利息」という言葉を見聞きしたことのある人も多いかと思います。こうした無利息期間は、消費者金融などでよく知られたシステムで、このシステムを設けているのは消費者金融と新生銀行カードローン・レイクだけです。
キャッシュピットを含め銀行系カードローンには原則無利息期間はありません!
銀行系カードローンでも無利息期間というものがあれば尚魅力的ですが、現状、キャッシュピットを含めた銀行系カードローンには無利息期間を設けているところはありません。つまり、キャッシュピットも無利息で利用することはできないことになります。
消費者金融や新生銀行・レイクで行われている無利息期間のサービスは、本当に30日間無利息で利用できるため、その間に一括返済してしまえば無金利で利用できます。しかし、キャッシュピットには無利息期間はありませんので、借りた時点から利息がかかってしまうことになります。
無駄な金利負担を減らしたい!それなら随時返済の積極活用を!
キャッシュピットには無利息期間こそありませんが、実質的に金利負担を減らす方法なら存在します。それが随時返済です。随時返済は毎月の約定返済とは異なり、元本だけを減らすのに効果を発揮します。元本を減らせば金利負担も必然的に減らせることになりますので、効率的な返済が可能になります。