低金利な銀行カードローンが増えているけどリザーブドプランは低金利?無利息期間はある?

地銀・信金のカードローン 2022/1/25 1808view

スルガ銀行カードローン・リザーブドプランの金利について、高金利なのか低金利なのかを検証しています。超低金利というわけではありませんが、かといって高金利というわけでもありません。

スルガ銀行カードローン・リザーブドプランの金利はやや高めだと言われることもありますが、他行と比較しても決して高金利というほど高くはありません。

ネット銀行の登場によってカードローンも低金利時代へと突入していますが、リザーブドプランも十分に魅力的なカードローンです。

気になるリザーブドプランの金利!ランク的には高いの?低いの?

スルガ銀行カードローン・リザーブドプランの金利は、年3.9%~14.9%となっています。金利はカードローンを選ぶ上で重要な要素だという話もよく耳にしますが、実際問題としてこの金利は低金利となるものなのか? それとも高金利の部類に入るのか迷ってしまうという方も多いはずです。

低金利なのかどうかという基準は、人によっても様々ですし、そもそも法律で低金利と高金利を区切るラインが決められているわけではありませんので、利用する側でその判断をしなければなりません。

標準的な金利ながらもやや高いというのが本音!

カードローンの金利というのは、例えばリザーブドプランの「年3.9%~14.9%」といったように、最低金利と最高金利が記載されている場合がほとんどです。このうち、最低金利はそのカードローンの最高限度額が融資枠として設定されている場合に適用される金利となります。リザーブドプランであれば、年3.9%という金利は800万円の利用枠を与えられている場合に適用されるわけです。

一方の最高金利は、少額融資で借りた場合に適用される金利となります。各カードローンによって多少の違いはあるものの、数十万円という融資額であれば最高金利が適用されるケースがほとんです。リザーブドプランでいえば、年14.9%というのが少額融資に適用される金利となります。つまり、利用可能枠30万円とか、50万円といった場合は、余程のことがない限り、この最高金利が適用されるというわけです。

ほとんどの人が最高金利適用!最高金利こそ注目すべき数字!

一般的な会社員でいえば、いきなり何百万円も借りられる人というのもそう多くはありません。初めての利用であれば、恐らく50万円ほどまで、多めに借りられたとしてもせいぜい100万円ほどが限界と言えますので、そうなればほとんどの利用者は適用金利が最高金利となります。

もちろん、優良な利用を続けていけば限度額もアップされることがありますし、金利の引き下げということもあり得ますが、少額融資でいきなり低い金利で借り入れることはまずできません。従って、カードローンの利用を考えるのであれば、最低金利ではなく最高金利にこそ注目すべきなのです。

リザーブドプランの年14.9%はどうなの!?

リザーブドプランの年14.9%という最高金利ですが、これは銀行系としては非常に標準的な金利となります。よく広告などで目にする機会の多い大手の銀行やネット銀行であっても、リザーブドプランよりも低金利のところもあれば高金利のところもあります。

銀行によっては消費者金融などの貸金業者に匹敵するほどの金利設定になっているところもありますので、そうしたカードローンと比べれば、やはり低金利の部類に入ると言っていいでしょう。確かに下を見ればキリがありませんが、リザーブドプランよりも高金利のカードローンもたくさんあります。

実際に他のカードローンと比較してみればリザーブドプランがどれだけ標準的か分かります!

リザーブドプランの最高金利である年14.9%という数字は、カードローンとしては標準的――そう言われても、そもそも基準がないわけですから標準的かどうかすらも分かりにくいですよね?

リザーブドプランの金利が標準的かどうかは、他行のカードローンと比較してみれば一目瞭然です。そこで実際に、他行のカードローンを引き合いに出して比較してみましょう。

年14%台というだけで満足すべき?その理由とは?

リザーブドプランの年14.9%という最高金利は、やや高めだと感じてしまう方も少なくないようです。しかし、やはり年14%台で設定しているというのは魅力だと言えるでしょう。

以下の表を見ていただければ分かりますが、知名度の高い銀行系カードローンと比較しても遜色ないですし、リザーブドプランよりも遥かに高い最高金利に設定しているところもあります。

実際にリザーブドプランと他行の最高金利を比較してみた!

銀行カードローン 最高金利(%)
オリックス銀行カードローン 17.8
auじぶん銀行カードローン 17.5
スルガ銀行カードローン・リザーブドプラン 14.9
住信SBIネット銀行・MRカードローン(スタンダード) 14.79
三菱東京UFJ銀行カードローン・バンクイック 14.6
三井住友銀行カードローン 年14.5%
楽天銀行スーパーローン 14.5
みずほ銀行カードローン(コンフォートプラン) 14.0
イオン銀行カードローン・BIG 13.8
ソニー銀行カードローン 13.8

低金利と言われるイオン銀行・BIGやソニー銀行カードローンであっても、リザーブドプランとはそれほどびっくりするほどの金利差とはなっていません。

逆に、オリックス銀行やauじぶん銀行のカードローンと比べればリザーブドプランの低金利差が際立っています。

最低金利は魅力!ネット銀行と比べても頑張ってる

最高金利こそほぼ標準的な金利となっているリザーブドプランですが、では、最低金利の方はどうなのでしょうか? 最低金利がほぼ適用されることはないとしても、やはりちょっと気になりますよね?

リザーブドプランの最低金利は年3.9%となっていますが、この金利はかなり低金利の部類に入る金利設定となっています。ネット銀行などではこれよりも低いところもありますが、総体的に見ればリザーブドプランの最低金利も低金利組に含まれます。

最低金利も他行と比較してみよう!

カードローン(限度額800万円) 最低金利(%)
三井住友銀行カードローン 年1.5%
スルガ銀行カードローン・リザーブドプラン 3.9
イオン銀行カードローン・BIG 3.8
オリックス銀行カードローン 3.0
ソニー銀行カードローン 2.5
auじぶん銀行カードローン 2.4
楽天銀行スーパーローン 1.9

最低金利は最高融資額に対して適用される金利となるので、こちらではリザーブドプランと同じ最高800万円のカードローンのみで比較してみました。こうしてみますと、リザーブドプランよりも低金利なカードローンが目立ちます。

しかし、よくよく見ていただくと分かりますが、ほとんどが低金利で知られるネット銀行ばかりです。しかも、ギリギリとはいえリザーブドプランも3%台となっていることを考えると、一般的な銀行よりも低金利な部類に入ると考えて間違いありません。

リザーブドプランに無利息期間はあるの?

消費者金融で有名な無利息期間ですが、残念ながらリザーブドプランではそういったシステムは設けていません。というより、銀行系カードローンではそうしたシステムはまずないというのが現状です。

無利息期間はなくても効果的に利息負担を軽減する方法はあります!

無利息期間がないというと、ちょっとがっかりしてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。ましてや、銀行によっては「○ヶ月分の金利をキャッシュバック」とか、「QUOカード○千円分プレゼント」といったようなキャンペーンを行うこともありますので、そうしたキャンペーンすらしていないリザーブドプランでは金利負担を軽減する方法はないのか? とすら考えてしまうでしょう。

しかし、無利息期間やキャンペーンがなくても、利息負担を減らす方法もあるのです。毎月の約定返済のほかに、随時返済を行うことで元金を減らすことができ、その分の金利も将来的に軽減されることに繋がります。金利は元金に対してかけられるものですから、元金を減らせば実質的に無利息期間と同じような効果を得ることができるのです。

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